こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は デザイン・イラストの
「個性」についての記事になります。
この記事の目次
デザインやイラストに
個性はどうして必要なのか。
デザインをつくる・イラストを描く際に、
「個性って何だろうか?」
一度は考えたことあると思います。
その個性って自分自身見つけにくいですよね。
まず「個性がないデザイン・イラスト」と
聞いたらどういうイメージを持ちますか。
おそらく、誰でも作れそう描けそうで
ありきたりなデザイン・イラストや、
自分らしい価値や強みがないような
デザイン・イラスト等のイメージを
持っているのではないのでしょうか。
では、そもそも個性はなぜ必要なのか?
「個性がない」と誰かに
言われるとショックですよね。
個性がないと、自分のデザインやイラストが
似たようなものを作ったり描いたりしている
人たちの中に埋もれてしまいます。
特にクリエイティブな世界などでは … 。
そうなってくると、
デザインやイラスト関係等で仕事をしたり、
デザイナーやイラストレーターになるのが、
難しくなってくるかもしれません。
これは、ライターやブロガーといった
職業でも言えるかもしれませんね。
なので、個性があるということは
その分野でやっていくには必要なんです。
個性のあるものとは何か。
個性がないデザイン・イラストと
よく言ったり聞いたりしますが、
そもそも個性は何なんでしょうか。
調べてみると以下のように書かれています。
個性(こせい)とは、個人や個体の持つ、
それ特有の性質・特徴。特に個人のそれに関しては、
パーソナリティと呼ばれる。
簡単に言えば、
「自分らしさ・特徴、他人と違う点」
このことを踏まえて、例えば
このデザインのレイアウトが綺麗に見える、
形や色の組み合わせがかっこいいとか。
このイラストすごく綺麗で上手い、
しっかりシルエットが取れているとか。
「これは果たして個性でしょうか?」
「スキルや技術ではないですか?」
よく頭で整理して考えてみてください。
個性はスキルや技術とよく
間違えて捉えられてしまいがちです。
私たちがこだわる個性とは、
見た目に関わる「表面的な個性」なんです。
他の人や周りから良いと思われるものごと
認められたりする個性をふるまうことで、
誰かから憧れの目を受けたり、
人気になりたいとどこかで思っています。
例えば「白黒の細密画系イラスト」が個性なら
そういうイラストを好む人から認められたいと
「スキル」を使い自分自身をつくっていると
言えるかもしれませんね。
もし、これが個性なら、あなたの存在は
一体どこにあるんですか?
スキルがないならどうなるのでしょうか?
結局、何が言いたいかというと、
個性はスキルや技術などを除いて、
「自分自身の素を見つめることが大切」
個性を出す方法は何なのか。
では、自分の素を見つめ個性を出すには、
一体どうすれば良いのでしょうか?
一概にこれが個性を出す方法と言えませんが
個性を出すためのコツを幾つか挙げてみます。
-
共通点を見つける。
- 色々と試行錯誤をする。
-
作りたい・描きたいの研究する。
- 自ら個性を出さない。
① デザイン・イラストの
共通点を見つける。
今まで自分のつくった描いた
デザインやイラスト等の作品で
ある程度、集め並べて比較してみる。
そうして、上手い下手、綺麗、カッコいい、
可愛い等のそういったようなことを考えず、
自分のデザイン・イラストの共通点を
見つけて書き出してみます。
個性は、デザインやイラストを始めてから
意識しないうちに今までに自然に
積み重ねてきた中にある他の人と違う点。
見つけて書き出した共通点が
他の人と同じではないかと考えてみると、
自分の個性が理解できてくると思います。
② 色々と試行錯誤をする。
個性を出すために色々と
デザイン・イラストの形や色、比率等
他人が使わないような表現を模索する。
これは、表面的な個性を磨くにもなりますが、
模索するうちに自分にしかないものや
しっくりするものが見つかるときもあります。
注意としてこの場合は、
基本がしっかりしてからやって見て下さい。
基本ができていないのに個性を模索すると、
そもそも、本来のものが何なのか
分からなくなる場合があります … 。
③ 作りたい・描きたいもの研究をする。
これは少し試行錯誤と似ているのですが、
デザインやイラストをしていると
絶対、自分が好きな分野が出できます。
その分野のデザインやイラストを
とことん研究してみてください。
研究することでその分野では
他の人よりも上手くなってきます。
そうすると、こだわりが出てきて
それが個性として生きてくる場合もあり。
④ 自ら個性を出さない。
「個性を出す意識をやめる。」
これは特に大切にしています。
自身の個性を意識するのでなく、
見てくれる伝えたい相手は、
「どんなデザインやイラストを好むのか。」
「どうしたら必要とし、満足するのか。」
考えながら制作するといいです。
特にこれはデザインでよくう言われますね。
それを考えながら、つくったり描いたりし、
制作・試行錯誤を何度も積み重ねていく中で
自然と、あなたのイラスト・デザイン
作品だから見たい、欲しいと思ってくれる
人がだんだん周りに集まってくるでしょう。
集まってきた人を更に喜ばせたり
幸せにしたいと想い頑張り続ける。
その結果、個性も生まれてきます。
個性が何か分かりましたか。
あなたのデザインやイラストが
更に良くなり個性的なものができてると、
自信や自覚等が持てるようになります。
なので早速、共通点を見つけたり、
試行錯誤や好きな分野を研究して
みてはどうでしょうか。
きっと、そういった積み重ねで、
より個性は伸びていくと思います。