こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は「ジャンプ率」を紹介します。
この記事の目次
ジャンプ率を知る。
ジャンプ率のポイントを掴めれば、
デザインにメリハリを与えたり、
デザイン性を高めることができます。
ホワイトスペース (余白) のように
相手の視線を長めにひきつけたり、
洗練された感じや高級感を
出すことも可能になるんです。
ジャンプ率とは一体何か。
ジャンプ率とは、
「本文の文字サイズに対する、
タイトルや見出しの文字サイズの比率」
つまり、簡単に言うと「大小差」です。
「ジャンプ率の使い方」
-
比率が小さい。= ジャンプ率が低い。
- 比率が大きい。= ジャンプ率が高い。
(写真のジャンプ率もあります。)
ジャンプ率の効果
デザインの印象を変える要素は、
色やイラスト、写真、レイアウト等
沢山ありますが、ジャンプ率も1つ。
比率の高低差でデザインの印象を変えて、
一般的に下のような効果を与えます。
① ジャンプ率が「低い」構成
「ジャンプ率が低い場合の印象」
-
高級感、信頼感、説得力
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知的、保守的
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大人らしさ、真面目さ、落ち着き
-
上品、気品、堅い、安定
写真・ビジュアル誌、専門・文芸誌、
教育・学術関連、論文、ブログ等に多い。
② ジャンプ率が「高い」構成
「ジャンプ率が高い場合の印象」
-
若々しい、元気な、やんちゃな
-
大衆的な、行動的、躍動的、派手
-
ダイナミック、目立つ、明るさ
新聞、週刊誌、中吊り・若者向け広告、
webデザイン、店頭POP等に多い。
というような効果イメージを
人に与えることができます。
ジャンプ率の一例
例えば、こんな感じで比較できます。
ターゲットユーザーをしっかり決め、
分析してジャンプ率を決めましょう。
ジャンプ率には決まりはないので、
その各デザインにより変わります。
なので、広告、ビラ、webをみるとき
文字のジャンプ率を意識して、
「どんなターゲットを想定しているのか。」
「どんなイメージを狙っているのか。」
を考えてみて下さい。
そうすることで、少しずつ
ジャンプ率を使えるようになります。
ジャンプ率を知った上で見てみると
下の画像を見て
ジャンプ率を考えて見て下さい。
「どうですか?」
この画像は、ジャンプ率は高めで
ワイルドなイメージ等をあなたに与えます。
こんな感じで色んなジャンプ率を知り
あなたのものにしましょう。