こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は「デザインという言葉」に
ついてお話したいと思います。
デザインとは何なのか?
あなたはデザインと聞くと、
どういう言葉を思い浮かべますか?
「クリエイティブなこと?」
「オシャレなこと?」
「洗練されたこと?」
こういったことを想像しがちです。
この記事を読み終える頃には、
あなたは「デザインって?」と
説明や意味を聞かれても迷うことなく、
はっきり答えることができるでしょう。
また、あなた自身の
「デザイン」という言葉の理解が深まり
どこかで、もやもやしていた
概念や本質がはっきりしてきます。
それがデザインする際や作品作りの過程で
良い影響を与えてくれると思います。
デザインの正体
では、デザインとは何かというと、
「問題解決の手段」と言うことです。
これを理解するのが大切。
デザインという言葉は、
広義では次の意味があります。
-
意図(工夫をめぐらすこと。傾向)
- 計画
-
設計、図案
-
構想
デザインの意味の補足
語源はラテン語のデザインという言葉で
DESIGNARE = 指示・表示する。
DE (off,out) +SIGN (mark)
形態や意図に関わらず、人間の行為(その多くは目的を持つ)を
より良いかたちで適えるための「計画」も意味する。
人間が作り出すものは特定の目標を持ち、それに適うよう
デザイナー(設計者)の手によって計画されるのである。
デザイン【design】(名)スル
作ろうとするものの形態について、
機能や生産工程などを考えて構想すること。
意匠。設計。図案。「自分でーした服」– 大辞林
勘違いされやすいデザインの意味
これからも分かるように、
デザインという言葉には
見た目に関する記述がないんです。
「あの服のデザインかっこいいよね。」
「このポスターデザイン好き。」
のように見た目を褒めるのに
私たちは何気なく使っています。
ぼくも見た目に対して
デザインという言葉を使うので
これが悪いという訳ではないですが、
デザインは「見た目」ではなくて
「手段」だと理解することにより、
何か、見た目で悪い評価、批判を
受けてもその過程がだめだったんだと
思えるので落ち込まなくて大丈夫です。
逆に言えば、過程や手段を磨けば、
見た目の評価もあがっていきます。
つまり、デザインの見た目の評価は、
あくまで結果であり目的ではありません。
なので、デザインとは何か迷ったら
「問題解決のための手段」ということを
思い出してくださいね。
それと合わせてデザインしたものが
-
どのような過程できたか。
- 何を使ったか。
-
手段はどうだったか。
を見直すことも大切です。
デザインで見直すことは
一度最近、デザインしたものを
思い出して見て下さい。
そして、デザインしたものの制作過程で
良かった・悪かった手段、方法を
最低1つずつ書いて見直しましょう。
これを毎回行って、
合わせてデザインは見た目ではないと
しっかり理解していってみて下さい。