こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
この記事は、お客様の声ページの
作り方についての記事になります。
この記事の目次
- 1 お客様の声ページの作り方
- 2 編集前提のアンケート型にする。
- 3 お客様の声アンケートの内容
- 3.1 ① 会社名とご担当者様名
- 3.2 ② 当デザイン事務所 (デザイナー) を知った きっかけは何ですか。また探したきっかけや、 その際の悩みや課題は何でしたか。
- 3.3 ③ 他にも色々なデザイン・制作会社がある中で、 他者ではなく当デザイン事務所(デザイナー)を 選んで頂いた理由は何ですか。
- 3.4 ④ 悩みや課題は改善・解決されましたか。 または今後解決しそうですか。 具体例もあれば教えて下さい。
- 3.5 ⑤ 当デザイン事務所 (デザイナー) とのお取引で 印象に残る具体的なエピソードはありますか。 またお取引後の印象はどうですか。
- 3.6 ⑥ その他の感想や、これから依頼を検討する方に アドバイスやメッセージをお願いします。
- 3.7 ⑦ お客様の声等の掲載の確認
- 4 お客様の声コンテンツの編集方法
- 5 戦略的にお客様の声 コンテンツを利用しよう。
- 6 自分で集客ができるまでは、 案件紹介エージェントを利用する。
お客様の声ページの作り方
フリーランスのデザイナーがWebサイトで
集客する上で、お問い合わせを頂くための
最後の一押しとなるのが「お客様の声」。
この記事で説明するようなコンテンツ型の
お客様の声を下の記事で作った仕事・制作
実績のページと連携させることによって、
より仕事の受注に繋がりやすくなります。
因みに「お客様の声」を載せていても、
お客様が書いたものを数行載せてるだけの
場合が多いですが、これは効果が薄いです。
具体的にはコンテンツとして掲載する前提で
効果的な「お客様の声」を作る仕組みを作る
必要があります。
それは、「お客様の声」を見た方から、
お問い合わせを頂くというアクションや
Google等の検索で引っかかるようにする
SEO (検索エンジン対策) の意味としても重要。
それでは、Webサイト掲載用の集客できる
お客様の声の作り方を見ていきましょう。
※この記事は「フリーランスデザイナーの
独立・起業の手引き「個人で集客し成果を
出す方法・手順」のステップ⑦に該当する
記事となっています。
編集前提のアンケート型にする。
「お客様の声」はコンテンツとして
編集する前提で集めましょう。
具体的にはアンケート形式にすることです。
なぜなら、ただ「お客様の声」を下さいと
伝えて書くスペースだけを与えてしまうと、
お客様は数行思い当ったることを書いて
終わりになることがほとんどだからです。
それを防ぐために、お客様が答えやすくなる
「アンケート形式」にすることによって、
作った項目にあるだけの感想や意見等を
効率的に引き出していくことができます。
こちらから感想や意見の書き方のヒントを
提示するようなイメージになりますね。
この方がクライアント (お客様) にとっても、
書きやすくなるのでお互いにとってメリット。
お客様の声アンケートの内容
さて、お客様の声アンケートの内容ですが、
これはお客様の声コンテンツを作る前提で
編集しやすいフォーマットを作る必要があり。
具体的にぼくが使う内容を書いておくので、
自分なりにアレンジし形を作ってみて下さい。
なお、印刷して手書きする用はもちろんですが、
一般的に普及しているようなマイクロソフトの
Word形式等も用意しておくとことによって、
手書きが面倒くさいクライアントにも親切です。
メールで回収できるので、
手間もかからないところも良いところです。
アンケート内容は以下のようにすると良いです。
- 会社名とご担当者様名
-
当デザイン事務所(デザイナー)を知ったきっかけは何ですか。
また探したきっかけや、その際の悩みや課題は何でしたか。 - 他にも色々なデザイン・制作会社がある中で、他者ではなく
当デザイン事務所(デザイナー)を選んで頂いた理由は何ですか。 -
悩みや課題は改善・解決されましたか。
また今後解決しそうですか。具体例もあれば教えて下さい。 - 当デザイン事務所(デザイナー)とのお取引で印象に残る
具体的なエピソードはありますか。お取引後の印象はどうですか。 -
その他の感想や、これからデザインの依頼を検討する方に
アドバイスやメッセージをお願いします。 - お客様の声等の掲載の確認
① 会社名とご担当者様名
まずは、クライアントの正式名称と
担当者の名前を書いて頂きます。
Webサイト等に掲載する時は正式名称で
間違わずに掲載する必要があることと、
具体的な担当者名であるとリアリティが増し
コンテンツの信頼度等がグッと上がります。
② 当デザイン事務所 (デザイナー) を知った
きっかけは何ですか。また探したきっかけや、
その際の悩みや課題は何でしたか。
コンテンツとして編集することを前提に
今回受注して行ったデザインの仕事・制作を
ストーリー (物語) として読んでもらえるように、
依頼のきっかけに関わる内容を聞き出します。
当時の具体的悩みや課題を書いて頂くことで、
同じような状態の人に響く内容となります。
③ 他にも色々なデザイン・制作会社がある中で、
他者ではなく当デザイン事務所(デザイナー)を
選んで頂いた理由は何ですか。
自分のデザイン事務所 (デザイナー) に
依頼をして頂いた理由を書いてもらいます。
このデザイン事務所 (デザイナー) には
選ぶ理由や訳があったということになって、
信頼性を今まで以上にアップすると共に、
合わないクライアントを避けることができ、
トラブルの回避にも繋がってくるでしょう。
④ 悩みや課題は改善・解決されましたか。
または今後解決しそうですか。
具体例もあれば教えて下さい。
仕事が終わった状態で当時の悩み・課題が
解決されたかどうかはとても大切です。
効果の測定に時間がかかってしまい、
評価ができないような場合のために
「今後解決しそうか。」と質問することで、
何か結果をクライアントから引き出せます。
⑤ 当デザイン事務所 (デザイナー) とのお取引で
印象に残る具体的なエピソードはありますか。
またお取引後の印象はどうですか。
クライアントがどのような印象を
持ったのかを書いて頂きます。
人柄とか仕事の対応の良さ等について
書いて頂けることが基本的には多くて、
見込み客に対して安心感を与えることができ、
お問い合わせのアクションの敷居を下げます。
⑥ その他の感想や、これから依頼を検討する方に
アドバイスやメッセージをお願いします。
その他、自由に書いてもらいましょう。
こちらの意図にない感想・意見を頂けて、
自分のデザインの強みや弱みが分かって
勉強になる場合もあります。
また、今後のデザインの依頼を検討する方に
アドバイスやメッセージをお願いすることで、
自分の事務所 (デザイナー) を推薦するような
言葉を引き出すことができます。
客観的な言葉なので、見込み客に良い印象を
与えられる場合が多いですね。
⑦ お客様の声等の掲載の確認
最後に、このアンケート内容をWebサイトや
その他の営業ツールで利用して大丈夫かを
きちんと確認しておきましょう。
ぼくの場合は合わせて「制作物実績」として、
Webサイトやデザイン系書籍等への
掲載の許可も予め取るようにしています。
なぜなら、デザイン系書籍等から声がかかって
作品を掲載してもらえるようになった場合に、
その度クライアントに掲載許可を取るのが
大変になってくるからです。
仕事が終わった時点で確認を徹底しておくと、
出版社等へのレスポンスも素早くでき便利。
なお、お客様の声を載せる場合に実名OK、
イニシャルならOK、写真掲載OK等を
確認しておくとトラブルを防ぎながら、
良いコンテンツを作ることができるので、
アンケート内に項目を作っておきましょう。
お客様の声コンテンツの編集方法
次に「お客様の声」のコンテンツの
編集方法ですが、これはシンプルです。
編集といっても基本的には第三者の声を
そのまま載せることが大切なので、
あまり手を入れることはありません。
では何をするかというと、アンケートの
項目ごとにお客様に書いて頂いた文中から
響く言葉を抜き出し「見出し」にします。
お客様の声のページの見出しだけ読めば、
見込み客が気になるようにするのです。
アンケートの構成を作り込んでいけば、
「きっかけ→ 依頼理由→ 結果・効果→
エピソード→ 見込み客へのメッセージ」
というページの構成になってくるので、
これで集客できるお客様の声の完成です。
戦略的にお客様の声
コンテンツを利用しよう。
「お客様の声」は以下の記事で作った
仕事・制作実績のページと連携させて、
戦略的に利用していきましょう。
Webだけではなく、紙ベースでまとめておき
リアルで見込み客に見せても良いですね。
自分に合った形で戦略的な集客を行って、
時間コストをかけにくいフリーランスの
仕事受注を効率的に行なっていきましょう。
自分で集客ができるまでは、
案件紹介エージェントを利用する。
フリーランスのデザイナーとして
自分で集客ができるようになるまでは、
比較的高単価の仕事等を安定し紹介して
もらえるエージェントを利用しましょう。
無料登録できるのでデメリットはないですし
上手くいけば、定期案件の獲得の可能性も。
そこで紹介された仕事で売上を上げながら、
デザイナーの専門性・強みを高めていくと、
安定感があって良いですね。
案件紹介エージェントか下の記事で
おすすめをまとめているので参考に。
なお、デザイナーの独立・起業関連の記事は、
以下にまとめています。