こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、デザイン・イラスト制作の際の
色の違いのポイントをお話しします。
この記事の目次
色の違いを理解する。
このポイントを理解することができれば、
アナログとデジタルでの色の違いを理解し
デザインやイラスト制作ができます。
特に印刷物のほとんどで失敗することなく
イメージした色を出せます。
色の違いで失敗することはありません。
さらに、色の感覚・センスも
自然と身についてくると思います。
思い通りのイメージができない。
逆に、このポイントを知らないと、
パソコン上でデザインしたものや
描いたイラスト、画像、写真等が
印刷したものと色が違う事態が起こります。
思うような色が作れないこともあります。
イメージ (考えていたもの) と違うものを
相手に見てもらうことになりかねません。
学生時代のデザインの色の失敗
美術大学時代、ぼくはこのポイントを
はじめきちんと抑えられてなかったので、
パソコンでデザインしたものを印刷する際
出力したものの色が違って失敗しました。
そんな思いをあなたにして欲しくないです。
カラーモード
今回あなたに伝えるそのポイントは、
「カラーモード」です。
カラーモードには、「RGBカラー」と
「CMYKカラー」の2種類があります。
RGBカラーとCMYKカラーとは
「RGBカラーとCMYKカラーの比較」
RGBカラー | CMYKカラー | |
別名 | 光の三原色 | 色料の三原色と黒 |
色の種類 | R(レッド), G(グリーン), B(ブルー) | C (シアン), M(マゼンダ), Y(イエロー) + K(ブラック) |
使用例 | 映像・Web等 | プリント・印刷物等 |
この2つのを理解することで、
デザイン・イラスト制作において、
色の違いでの失敗は無くなります。
色彩が変わってしまう理由
RGBとCMYKでは、再現できる領域
「色空間・カラースペース」が異なるんです。
上図からも、再現領域が
違うのが分かるかと思います。
そのためRGBで制作したデータを印刷すると、
再現できない領域の色が印刷物(プリント)で
別の色に置き換えられてしまうことになって、
全体的にくすんだ色になってしまいます。
なので、印刷するデータはパソコン上で、
「CMYKカラー」に変換しましょう。
色彩にこだわって制作するなら
補足として、CMYKで表現できない色を
表現するときには特色インキを使用します。
そこから、カラーモードを
触るようになったらカラーバランス等
カラーの数値をいじったりすることで、
新たな色の表現の幅を増やすことだって
可能になっていきます。
是非、デザイン系ソフトを開いて
カラーの設定を確認してみて下さいね。
なお、その他の色に関わる記事はこちら。