フリーランスの仕事場 (事務所・自宅・コワーキングスペース) 比較「メリット・デメリット解説」

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こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。

今回は、フリーランスの各仕事場所の
メリット・デメリットの記事になります。

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フリーランスの仕事場

Q.「フリーランスのデザイナーとして
独立することになりましたが、
仕事の場所をどうするか迷っています。

事務所を借りるか自宅で仕事をするか
のどちらかが一般的だとは思いますが、
それぞれのメリット・デメリット等を
教えて欲しいです。」

A.「独立してすぐは売上も安定しない
場合も多いので、できるだけ固定費は
掛からないようにするのがおすすめです。」

その場合は自宅で仕事していくことが
一番コストが少なくて済むわけですが、
打ち合わせをする場に困ってしまったり
名刺やWebサイト等に住所を書かないと
いけないようなデメリットもありますね。

そういう意味で、もし近くに
コワーキングスペースがあるのならば、
月額1万円程度で利用ができるところも
実際は多いので、おすすめになります。」

とはいえ、それぞれの置かれている状況で
最適な仕事場所は変わってくると思うので
事務所・自宅・コワーキングスペースの
メリット・デメリットを下で解説します。

参考にしてみて下さい。

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フリーランスの仕事場
それぞれのメリット・デメリット

紹介するフリーランスの仕事場3つ。

  • 事務所
  • 自宅

  • コワーキングスペース

① 事務所を借りる
メリット・デメリット

自分の事務所があると仕事がやり易いのは
事実ではありますが、独立初期で言うなら
メリットの方が大きいと感じます。

しかし、デメリットを十分に解決ができる
環境で独立できる場合は、積極的になって
事務所を立ち上げても良いと思います。

⑴ 事務所のメリット

事務所を借りることで得られる
メリットは次の通りです。

  • クライアントからみれば、安心感がある。
  • 仕事とプライベートの区別がつけ易い。

  • スタッフや仲間と一緒に仕事がし易い。

一番のメリットは、クライアント(お客様)
からみた安心感があるということでしょう。

仕事とはそもそも信頼感で成り立つもので、
しっかりと事務所があるのは仕事の相手に
安心感を与えることができます。

ちょっとした仕事の打ち合わせ等の際にも
毎回カフェ・喫茶店を使ったりしていると、
外部に漏らしたくない話は難しいですし、
それを嫌うクライアントも中にはいます。

そして、自分自身のメリットとしては、
オン・オフの区別がつけ易いことです。

通勤時間というのは無駄に感じがちですが
フリーランスになるとどうしても常に
仕事のことを考えがちに比較的なるので、
気持ちの切り替えができるのはメリット。

また、事業を拡大していく予定があるなら
スタッフを雇ったり、外部の仲間と一緒に
仕事する場があるのもメリットになります。

⑵ 事務所のデメリット

事務所を借りるデメリットは次の通り。

  • 初期コストが大きい。
  • 固定費の支払いが続く。

独立初期はこれらのデメリットによる
負担が大きいので、よほど安定感のある
独立でない場合はおすすめしません。

事務所を借りるデメリットは、
やはりお金の面が一番大きいです。

まずは、不動産を賃貸する一連費用に加え、
インタネット接続、机や椅子、プリンター
備品等の大きな初期費用がかかってきます。

また、一番大変になってくるのが、
毎月の家賃・光熱費等の固定費です。
売り上げの有無・大小に関わらずに、
毎月確実に出ていくお金が大きいのです。

なので、安定的に長期間売上が入る見込が
立っていない場合は、事務所を借りるのは
おすすめできません。

自分のストレスも大きくなってきますし、
目先のお金のために仕事を行っていくと
楽しく事業を伸ばしていくのが難しいです。

② 自宅を仕事場にする
メリット・デメリット

次に自宅を仕事場にする場合について
解説していきます。

個人的にはまずは自宅を事務所にするのが
一番良いと思ってますが、家庭環境問題も
あるのでメリット・デメリットを踏まえて
考えてみて下さい。

⑴ 自宅のメリット

自宅を仕事場にするメリットは次の通り。

  • 固定費を抑えることができる。
  • 仕事に関わる費用を経費にできる。

  • 家事・育児との両立がし易い。

一番のメリットは「事務所を借りる場合」
と比べた固定費の部分です。

そもそも既に住んでいるので初期費用なく、
自宅の家賃や住宅ローン等の今払っている
費用だけで仕事ができる状態になるので、
金銭的な負担が圧倒的に少なくなります。

また電話代や光熱費等は仕事で使った
割合で計算して経費にすることが可能です。

経費にできるということは、サラリーマン
時代に自分の給料から払ってた金額一部を
給料を払う前の所得から引くことができ、
結果的に節税に繋がってきます。

詳しくは、次の記事で紹介している
入門書を読んでみて下さい。

フリーランスとして仕事をする場合は、
確定申告・節税等を人に任せっぱなしにせず、
きちんと知識を持っておくと必ず得しますね。

そして、結婚していたり子供がいる場合は、
家事・育児をしながら、仕事ができるのは
大きなメリットです。

自分でスケジュールの割り振りが必要ですが
いつでも好きにオン・オフを切り替えながら
柔軟に行動することができます。

急な子供の病気でも、横で仕事をしながら
看病することだってできますね。

⑵ 自宅のデメリット

とはいえ、自宅で仕事をするのにも、
次のようなデメリットがあります。

  • 打ち合わせ場所に困る。
  • オン・オフの切り替えがし難い。

  • 住所の公開をしないといけない場合がある。

一番困るのは急な仕事の打ち合わせ時に、
サッと自宅に呼べないことです。

家族がいる場合も多いですし、
そもそも普通の家を仕事場としてるので、
法人が相手の仕事の場合は呼び難いです。

またメリットがそのままデメリットになり
どうしても仕事のオン・オフの面の区別を
つけ難い部分がありますね。

仕事をしている時に、急に家事の手伝いを
頼まれたり、子どもが話しかけてきたりと、
集中力切れるシチュエーションがあります。

これについては早朝ベースで仕事をするか、
自己管理で上手くコントロールをするしか
ありません。

また、書類のやり取り等で住所を公開する
必要が出てくることです。

家族も住んでいる家の住所を仕事で使うと、
プライベートの問題として躊躇してしまう
場合も多いです。

③ コワーキングスペースを仕事場にする
メリット・デメリット

最後に近年増えてきている傾向にある
コワーキングスペースを利用する
メリット・デメリットについて解説。

✔️ コワーキングスペースとは?

コワーキング (Coworking) とは、事務所スペース、
会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら
独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。

一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを
行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。

– 引用: Wikipedia

コワーキングスペースとは、
そんな人たちが集まりそれぞれ仕事したり
コミュニケーションしたりする場所です。

⑴ コワーキングスペースのメリット

コワーキングスペースで仕事をする
メリットは次の通りです。

  • 打ち合わせに利用できる。
  • 月1万円程度で仕事場ができる。

  • 人脈を作ることができる。

1万円程度のコストで自宅を仕事にする
デメリットを解消できるということが、
大きなメリットとなります。

会議スペース等を使ってクライアントとの
打ち合わせもできますし、仕事の仲間との
ミーティングも可能です。

またオン・オフの切り替えにもなりますし
同様にコワーキングする人との人脈ができ、
お互いの得意分野で助け合いもできますね。

⑵ コワーキングスペースのデメリット

コワーキングスペースを仕事にする
デメリットは次の通りです。

  • 人が多いので集中し難い。
  • 仕事道具を持ち歩く必要がある。

  • 利用頻度が少なくなる場合がある。

デザイナーやエンジニアの場合はこもり
集中して作業したい時もあると思います。

コワーキングスペースは
基本的には開放的な場所が多いので、
集中して仕事をする必要がある場合は
少し不向きかなと思います。

また自分の部屋を借りている訳でないので
常にノートパソコンなどを持ち歩きながら、
通わなければなりません。

必然的にノートパソコンになるのですが、
ディスプレイのレンタルがない場合は
大画面で操作できない等の悩みもあります。

そしてそれらの面を考えると打ち合わせ
メインでしか使わない等と、どうしても
利用頻度が限られてくる場合があります。

これらは、月1万円のコストと比較して、
それぞれメリット・デメリットが
どれくらいの比率になるか考えましょう。

自宅メインでコワーキング
スペースを上手く利用しよう。

これからフリーランスとして働く場合
まずは固定費を抑えることで安心感が
得られます。

なので、どうしても事務所が必要である
場合を除いては、自宅メインで
活動を始めることをおすすめします。

あとは、もしコワーキングスペースがある
地域に住んでいるなら、上手に活用すると
十分に仕事ができる環境を整えれます。

以上が、フリーランスの各仕事場所の
メリット・デメリットになります。

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