こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、おそらく学校では聞かない
イラストレーターの仕事と就職先に
ついて記事にしてみました。
この記事の目次
イラスト関係どういう道があるのか。
日本は世界から見てアニメ大国であって、
日本人にとってもアニメは身近な存在。
そのため、アニメやマンガ、ゲームの影響で
将来の夢はイラストレーターという人や
イラスト関係職に就きたい人は増えています。
でも、実際に具体的にイラストの関係職を
知らない人が多いのも事実なんです。
「どういう職があり、どんな仕事があるか。」
それを知ることで、今まで思っていた
イラスト関係の仕事というのが、
はっきり分かってくるかもしれません。
また、自分の進路が以前より見えてきたり、
今すべきことが明確になったらいいです。
では、早速イラスト関係の
仕事や就職先等を紹介していきますね。
イラストレーターの就職先
主に6つの道があると思います。
-
ゲーム制作会社
- アニメーション制作会社
-
デザイン事務所
- 広告代理店
-
出版社
- フリーランス
他にもあると思いますが、
ぼくが思うに、大体こんな感じです。
① ゲーム制作会社
正社員としてイラストレーターを
最も求めているのはゲーム会社になります。
仕事内容としては、
キャラクターイラスト、3DCGイラスト、
背景イラスト、アイテムデザイン、
ゲーム広告の画像等の制作の仕事です。
② アニメーション制作会社
その名の通りアメメーションの原画を
描く仕事がメインになります。
アニメーションは、数え切れないほどの
枚数の絵で成り立っていますが、
その一枚一枚を描いていく仕事になります。
自分の好きな絵を描くという感じでなく、
描くスキルとスピードが求められる世界。
収入も実力がつくまでは少なく、
他のイラス関係の業界より厳しいです。
③ デザイン事務所
ポスターの広告デザイン、パッケージ
雑誌・書籍の表紙、パンフレット、
ビラ、ロゴ、看板等を制作します。
どちらかというとデザインよりですが、
デザイナーとイラストレーターを
兼任する人も中には少なくないです。
近年では、イラストはフリーランスへ
外注委託がメインになっていて、
イラストレーターとしての採用少なめ。
④ 広告代理店
広告用のポスターや商品パッケージの
制作がメインになります。
広告代理店は、デザインやイラスト
専門学校卒業後の就職先に多いです。
ですが、最近はデザイン事務所同様に、
正社員の採用は減っていて、
外部委託が増えているのが現状ですね。
⑤ 出版社
書籍の表紙や雑誌の紙面等の
デザインの制作がメインになります。
出版社でのイラストの場合は、
スキルがあまり必要としない
シンプルなイラストを描く感じです。
アニメや漫画といったような
テイストのイラストではないので、
注意が必要かもしれませんね。
⑥ フリーランス
毎年、需要が伸びてきている
イラストレーターの働き方。
フリーランスで特定の会社に属さず、
案件や依頼ごとに契約を結んで、
イラストの仕事をするという感じです。
フリーランスの場合は、
案件に対してイラストのタッチを変える人
自分のテイストで依頼・仕事に合わせる人
アナログに絞ってやっている人
様々な形があって、
自分のイラストレーターのあり方で
仕事をしている人が多いですね。
また、自分で仕事やスケジュールを
自由に決めることができるために、
お金や伝票の管理を個人でしたり、
健康管理に気をつけないといけません。
そもそもフリーランスという働き方を
知りたい方は次の記事を。
副業としてのイラストレーター
イラスト関係の職につかなくても
絵やイラストが好きで副業として
やっている人も沢山います。
ぼくもデザインの仕事をメインにしつつ、
イラストの制作もたまにするのですが、
この副業としてのイラストレーターに
形としてはなってきますかね。
イラストレーターの収入面
「2種類のイラストレーターの収入面」
-
会社勤めのイラストレーター
- フリーランスのイラストレーター
やはり、イラストレーターでやっていく上で
気になることの1つである収入面。
この2つの働き方で比較してみます。
なお、イラストレーターの具体的な
収入の現状は次の記事を見ると分かります。
① 会社勤めのイラストレーター
先ほど「イラストレーターの就職先」で
紹介した職業の制作会社等で、
イラストレーターとして働く人の
平均年収は、250万〜500万円。
スキルで収入の差が出ることもありますが、
他の職業と比較すると思ったほど、
「収入に大差はない」と個人的に思います。
しかし、残業が多かったり、繁忙期は
会社で寝泊まりや徹夜も多めなので、
給料に見合わないと感じる人もいますね。
② フリーランスのイラストレーター
フリーランスの場合は、
平均年収は、200万〜350万円。
会社勤めのイラストレーターと比べると
やはり低くなっています。
ですが、中には年収1000万円を超える
イラストレーターもおられて
実力や有名度で全く収入が変わります。
そこが魅力だったりするんですがね。
結局どっちが良いのか?
会社勤めかフリーランスか
一番異なるのは収入面でのことで、
固定給か変動給かの違いですね。
会社勤めだと毎月決まったお金が、
フリーランスだと自分が働いた分だけ
お金が入ってきます。
つまり、フリーランスのはじめの頃は
理想とする収入が入らないことも。
なので、フリーランスでやっていく前に
一度、どこかイラスト制作会社で働いて、
スキルや知識、人脈などを作ってから
個人でやっていくのも1つの方法ですね。