こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、優れた・劣ったデザイナーの
特徴の違いをまとめてみました。
この記事の目次
はじめに
優れたデザイナーと劣ったデザイナーの
違いについて何となく理解していても、
きちんとここが違うと説明できる人は
実際多くないのではないでしょうか?
なので、その違いを分かりやすいように
10つの項目の内容に分けて紹介します。
デザイナーの人で劣ったデザイナーの
特徴に当てはまってしまったならば、
注意した方が良いかもしれませんね。
また、デザイナーである人以外の人も
他の分野や業種の仕事でも当てはまる
ポイントは多いので見てみてください。
優れたデザイナーと劣ったデザイナー
「優れたデザイナーと劣ったデザイナー比較」
| 優れたデザイナー | 劣ったデザイナー | |
| 質問 | よく質問する。 | あまり質問しない。 | 
| ユーザー共感 | ユーザーの問題が1番 | 自分のデザインが1番 | 
| アイデア出し | 複数デザイン案を出す。 | 最初のデザイン案で決定 | 
| フィードバック | 批評を求める。 | 批評から逃げる。 | 
| 第一に考えるもの | 最も使いやすいデザイン | 最新トレンドやツール | 
| 計画性 | しっかり計画を立てる。 | 計画を立てない。 | 
| 透明性 | アイデアになった作品を しっかりと説明する。 | 全て自分のアイデアと 言い切っている。 | 
| 制作の進め方 | 日々着実に制作を行う。 | 気が向いたら制作を行う。 | 
| 失敗への考え方 | 失敗から学ぶ。 | 失敗しないと思っている。 | 
| ゴール (目的) | デザイン制作終了後も 修正や改善等に努める。 | デザインを納品したら それで終わり。 | 
まず始めに、簡単に表にまとめましたが、
以下ではそれぞれに少し具体的に紹介します。
① デザイナーの質問
「質問の違い」
- 
優れたデザイナー 
 問題が解決のためによく質問する。
- 
劣ったデザイナー 
 問題が明らかにあるのを恐れる。
② デザイナーのユーザー共感
「ユーザー共感の違い」
- 
優れたデザイナー 
 ユーザーの問題に親身になり考える。
- 
劣ったデザイナー 
 自分のデザインが1番だと考える。
③ デザイナーのアイデア出し
「アイデア出しの違い」
- 
優れたデザイナー 
 複数のデザインのアイデア案を出し
 最善のものを検討する。
- 
劣ったデザイナー 
 最初考えたデザインのアイデア案で
 決定して済ませてしまう。
デザインのアイデア出しで困った時は、
以下の記事を是非読んでみて下さい。
④ デザイナーのフィードバック
「フィードバックの違い」
- 
優れたデザイナー 
 批評 (フィードバック) を求める。
- 
劣ったデザイナー 
 批評 (フィードバック) から逃げる。
⑤ デザイナーの第一に考えるもの
「第一に考えるものの違い」
- 
優れたデザイナー 
 最も使い易いデザインの作成が一番
- 
劣ったデザイナー 
 最新トレンドやツールに従うのが一番
最新トレンドやツールももちろん
押さえておくことは大切ですが、
使いやすいいデザインを優先すべきです。
⑥ デザイナーの計画性
「計画性の違い」
- 
優れたデザイナー 
 しっかり計画を立てデザインを作る。
- 
劣ったデザイナー 
 計画を立てずデザイン制作を始める。
計画を立てるのはデザイン以外の
どんな仕事でも重要なことですね。
⑦ デザイナーの透明性
「透明性の違い」
- 
優れたデザイナー 
 デザインのアイデアとなった
 作品をしっかり説明している。
- 
劣ったデザイナー 
 全て自分のアイデアだと言う。
デザイン制作で参考になったものは、
しっかり紹介や説明をしましょう。
⑧ デザイナーのデザイン制作の進め方
「デザイン制作の進め方の違い」
- 
優れたデザイナー 
 日々着実にデザイン制作を進める。
- 
劣ったデザイナー 
 気が向いた時にデザイン制作を進める。
もちろん、毎日継続することは難しく、
時にモチベーションが上がらないことも
何度もあることだと思いいます。
そんな時は下の記事を読んでみて下さい。
⑨ デザイナーの失敗への考え方
「失敗への考え方の違い」
- 
優れたデザイナー 
 失敗から学ぼうとする。
- 
劣ったデザイナー 
 失敗なんてしないと思っている。
⑩ デザイナーのゴール (目的)
「ゴール (目的) の違い」
- 
優れたデザイナー 
 デザイン終了後も修正や改善等に努める。
- 
劣ったデザイナー 
 デザインを納品したらそれで終わり。
まとめ
以上、優れた・劣ったデザイナーの
理解しておきたい10つの違いでした。
優れたデザイナーと言われる人は、
優れたものが作れるのはもちろんのこと、
仕事の向き合い方や依頼者とのやりとり
他の面でも優れていることがわかります。
そして、依頼者の依頼の内容を元にして、
ただデザインを作り上げていくだけでなく、
そのサービスやものを使う人たちにとって
「使い易いのか」「分かり易いのか」等の
ユーザー視点で物事を考えれるかも大切。
デザインの知識やスキル面だけではなく、
こういったことにも意識を向けることが、
デザイナーのレベルを上げていくためには
必要不可欠なものになってくるでしょう。





