2024年有料・無料イラスト作成ツール (お絵描き・ペイントソフト) の徹底比較

 

こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー（@elcielo_design）です。

 

今回は、お絵描きツールについての
まとめ記事になっています。

 

イラスト作成ツール
(お絵描き・ペイントソフト)

デジタル環境でイラストやマンガ、
アート画等を制作していくには、
お絵描きソフトやアプリが必要です。

 

昔はお絵描きソフトはPCだけでしたが、
最近はダンロードができるものも増えて、
スマートフォンやタブレット環境でも使え
誰でも手軽に手に取れるものになりました。

 

でも、そのぶん種類も色んなのが出てきて
どれがいいのか迷いやすいと思います。

 

そこでこの記事では、それぞれのソフトを
分かりやすく比較しまとめてみました。

 

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イラストの制作の目的別に
ツール (ソフト・アプリ) の紹介

価格とか関係なくもう目的だけ決まって、
今すぐにデジタルイラストを始めたい人に
おすすめなソフト・アプリの選び方。

 

 

こんな感じで選ぶと失敗はないかと思います。

 

これだけではちょっと決めれないという人は、
この先を読んでどんなものがあるかチェック。

 

最近のイラスト作成ツール、
お絵描きソフト・アプリ人気度

「pixiv 投稿作品 使用ツール割合」

※ 2023年1月〜12月セルス調べ

 

あの有名なイラスト投稿サイトpixivでは
人気のツール2つがほぼ使われており、
さらに9割 (88%) が有料ソフト利用です。

 

この結果からイラストや漫画等を
本気で極めていきたいユーザーほど、
お絵描きソフトにも無料でなくお金をかけ
制作に取り組んでいるように見えますね。

 

ちなみにプロも仕事でデジタル絵を描く際、
実際に有料で優良のイラストソフトとして
この2種のソフトを多くの人が使っています。

 

イラスト作成ツール、
お絵描きソフト・アプリの環境比較

「イラスト作成ツールの環境」

 

イラスト作成ツール、
お絵描きソフト・アプリの価格比較

「イラスト作成ツール一覧」

 

「サービスが終了したイラスト作成ツール一覧」

 

以下ではそれぞれのソフト・アプリを
順番に詳しく紹介しています。

 

お絵描きツールの環境と値段だけでなく、
公式サポートやソフトの無料体験の有無、
入手方法使い方等を書いてみました。

 

Adobe Photoshop CC

 

Adobe Photoshopは、世界で最も有名な
グラフィック (画像・編集) ツールです。
(デザイン系の学校での利用もかなり多い)

 

とても多くの機能が備わっていて、
画像の加工・修正、グラフィック画から
イラスト制作まで様々な場面で利用可能。

 

しかし、イラストや漫画に特化してないので、
始めに設定のカスタマイズや慣れが必要なため
イラストソフト・デジタルの経験のある
中級者以上の方におすすめだと思います。

 

※ Adobe ID取得、使用登録が必要。

 

Adobe Photoshop

 

因みに、Adobe Photoshopが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

CLIP STUDIO PAINT (クリスタ)

 

 CLIP STUDIO PAINT (クリスタ) とは、
イラスト・漫画・アニメーションができる
シェアNo1のお絵かきソフトになります。
(イラストの専門学校での導入も高い。)

 

多機能であり、デジタル画材ツール豊富で
筆やペンの自由度もかなり高いのが特徴。

 

初心者をサポートするものも多く、
初めてデジタルに挑戦する人に優しいです。

 

※ ただ、全機能を無料で利用するには、
CLIP STUDIOのアカウント取得、試用登録が必要。

 

※ 楽天市場・Amazon等で購入できるパッケージ版は
価格が高いので、安いダウンロード版の購入の場合は
下の公式サイトをチェックしてみて下さい。

 

「CLIP STUDIO PAINT PRO」

 

因みに、CLIP STUDIO PAINTが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

ペイントツールSAI

 

シンプルなインターフェイスになっていて
デジタルイラストの初心者でも使いやすい
歴史あるWindow専用のお絵かきソフト。

 

シンプルですが、文字入力・図形描画、
グラデーションの塗り等の機能がないので、
他のソフトと併用して使う人も多いです。

 

ただ、ブラシの描きやすさ、補正が簡単で
Web向けカラーイラストには十分なもの。
絵を気持ちよく描きたいならこのソフト。

 

 

ペイントツールSAI

 

FireAlpaca (ファイアアルパカ)

 

カラーイラストやマンガ制作に対応した
フリーのペイントツールの1つです。

 

有料のものと比べブラシ類等少ないですが、
制作に必要な基本的機能はしっかり設備。
(効果線ができる定規・コマ割り機能や
(カラー・グレースケールのマンガ制作等)

 

また、他サービスと連携でGIFアニメ制作、
水彩調表現や回転対称といったような
このソフトならではの効果もあります。

 

デジタル初心者には十分なソフトですね。

 

 

FireAlpaca (ファイア アルパカ)

 

因みに、FireAlpacaが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

pixiv Sketch

 

pixiv Sketchは世界最大級のお絵描きSNS
pixivのお絵かきツールになります。

 

特にお絵描きのライブ配信が有名ですが、
簡単なお絵描き等を手軽に共有できて、
ユーザー同士でコミュニケーションが可能。

 

太さと不透明度のみ調整できるブラシ
消しゴム・塗り潰し・ぼかしの4つの機能と
必要最低限で非常にシンプルなソフトです。

 

※ 「よくある質問」はアプリでアクセスできないので
ブラウザで直接見る必要があります。

 

pixiv Sketch

 

Paintstorm Studio

 

Paintstorm Studioは低価格でありながら
高機能なお絵描きソフトです。

 

特徴としてはブラシがかなり充実していて
カスタムも多くでき様々な表現ができます。

 

その他、フィルターの種類は少なめですが、
色を混ぜ合わせるミキサーパレット等あり。

 

アナログ風イラスト制作向きに見えますが、
他より仕様が独特なのでCG系が好きな人に
相性が良いお絵描きソフトかもしれません。

 

 

 Paintstorm Studio

 

MediBang Paint/
MediBang Pro
 (メディバンペイント /
メディバンプロ)

 

MediBangはカラー・モノクロマンガを
制作するのに向いた無料お絵描きツール。

 

有料ツールよりは機能は下がるのですが、
基本のイラスト制作は問題なくできて、
クラウド機能利用でトーンやフォント等を
豊富に利用できるのも特徴の1つです。

 

全ての環境で使えてかつ無料の中では、
一番人気があるお絵描きツールです。

 

2024月1日にiPad専用のイラスト制作アプリ
MediBang Proがリリース。

 

 

 MediBang Paint

 

因みに、MediBang Paintが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

GIMP (ギンプ)

 

GIMPは、海外開発の老舗の
画像加工用フリーソフトです。

 

Webで利用する画像向けに開発されたので
画像加工においては有料のソフト並み。
イラストの色調整等にはかなり強いです。

 

イラスト制作ももちろんできますが、
お絵描き用にカスタマイズが必要でなので、
PCのスキルに強くないと扱い難いソフト。

 

そのぶん、自分好みにソフト環境を
作っていきたい人には嬉しいですね。

 

 

GIMP (ギンプ)

 

因みに、GIMPが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

ibisPaint (アイビスペイント)

 

アイビスペイントはタブレット・スマホで
イラストや漫画を描ける有名な無料アプリ。

 

1600点以上のトーンやテクスチャー、
コマ枠の機能もあって制作機能が豊富。

 

一方で、アプリということで
キャンバスの大きさにある程度限度があり
モノクロマンガの印刷に必要な600dpiの
解像度に残念ながら設定できないです。

 

パソコンがない場合やどこでも気軽に
お絵描きしたい人にとっては便利ですね。

 

 

ibisPaint (アイビスペイント)

 

因みに、ibisPaintが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

Adobe Fresco (アドビ フレスコ)

 

Adobe Frescoは、2019年にリリースした
ペインティングツール。

 

iPadペイントアプリの定番Procreatのように、
ペンとタッチで操作するデバイスでの使用に
特化したデザインとなっています。

 

 

Adobe Fresco

 

因みに、Adobe Frescoが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

Procreate (プロクリエイト)

 

ProcreateはApple Design Awardを
獲得した有名なiPadのペイントアプリ。

 

お絵描きに必要なものはほぼ揃っていて、
シンプルな見た目で操作がしやすく、
キャンパスも広いのでかなり良いです。
(海外のプロの方も利用するソフト)

 

 

Procreate (プロクリエイト)

 

因みに、Procreateが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

Krita (クリータ、クリタ)

 

Krita (クリータ、クリタ) は、
オープンソースの完全無償グラフィックソフト。

 

基本的な機能が全て揃っていて、
多彩なブラシを使用することが可能な
新しいデジタルイラスト作成ツール。

 

 

Krita (クリータ)

 

因みに、Kritaが学べる本は、
次の記事でまとめています。

 

openCanvas (オープンキャンバス)

 

openCanvasは、初心者から上級者まで
活用できるWindows専用のペイントソフト。

 

描画内容を動画として記録できる
「イベント機能」が搭載されていて、
記録したどの段階からでもイラストの
修正や追記ができます。

 

 

openCanvas (オープンキャンバス)

 

サービスが終了した
イラスト作成ツール

「サービスが終了したイラスト作成ツール」

 

今まで大変お世話になった
イラスト作成ツール (ソフト・アプリ)。
本当にありがとうございました。

 

Adobe Photoshop Sketch
(アドビ フォトショップ スケッチ)

 

Adobe Photoshopのアプリ版で、
お絵描きに必要な機能がまとまった
ソフトでした。

 

本格的な絵を描くよりアナログのような
スケッチをするのに向いたものでした。

 

 

kakooyo!

 

kakooyo!はユーザー同士で
画面を共有しリアルタイムで
お絵描きができるアプリでした。

 

黒板・ホワイトボードに落書きする感じで
本格的に描くというより楽しむ用でした。
(別に「じっくりお絵描き」機能もあり)

 

 

kakooyo！

 

イラスト作成ツール、
お絵描きソフト・アプリまとめ

以上、2024年イラスト作成ツールの
12種類の具体的な紹介でした。

 

自分のイラスト作成の仕方に合わせて、
相性の良さそうなものを使って下さいね。

 

もしも、それでもデジタル初心者で、
迷ったなら「CLIP STUDIO PAINT」を
選ぶといいと思います。

 

 

最後に、時代とともにイラスト作成ツールも
良くなったり新しいものが出たりしますが、

 

一度どんなデジタルソフトでも慣れてしまえば
他のデジタル環境に変わったとしてもある程度
スムーズに使いこなせると思います。

 

なので、どんどんデジタルに挑戦して、
自分の表現の幅を増やしていきましょう。

 

なお、デザイン系ツール等は、
次の記事にまとめています。