こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回はクラウド会計・請求書サービスの
活用方法についての記事になります。
この記事の目次
クラウド会計・請求書サービスの
活用方法
フリーランス (個人事業主) をしていて、
見積書・請求書の作成から日々の経理、
確定申告まで事務作業を大変に思っている。
もっとデザインやプログラミング等に
かける時間が事務作業を除いて欲しい。
また、これからフリーランスとして独立を
考えているけど、会計や確定申告どうしよう。
そんなような悩みや不安を抱えている
フリーランスに向けこの記事を書きました。
フリーランスとして独立・起業すると、
デザインやプログラミング等の作業以外にも
多くの事務作業が発生するものです。
特に見積書発行から納品後の請求書発行まで
売上に関する作業や日々の経費の処理等の
会計作業は、毎年ある確定申告を行うために
必要不可欠の作業になります。
また、これらのフリーランスの業務作業は、
手作業で行うと大変な労力が必要です。
しかし、近年フリーランス (個人事業主) が、
増加したことにより、成長してきたWebや
クラウド系サービスを利用していくことで、
かなり効率化することができます。
独立時点でこれらのサービスの利用をすると、
その年の確定申告から悩まなくて済むので、
必ず利用することをおすすめします。
※この記事は「フリーランスデザイナーの
独立・起業の手引き「個人で集客し成果を
出す方法・手順」のステップ⑧に該当する
記事となっています。
活まず初めに知っておきたい
会計・確定申告の基礎知識
フリーランスデザイナーやエンジニアで
独立・起業する場合は経営者になるので、
一通りの会計・税金・節税等といった
知識を持っておくことが必須になります。
クライアントと請求関係でお金の話も
多いですし、何よりも自分で収支をつけて
会計・決算をしなければならないからです。
そういう意味でもまずシンプルで分かりやすい
書籍をざっと読んでおくことがおすすめです。
次の本がおすすめなので、是非読みましょう。
下記事でおすすめの理由等を解説しています。
フリーランス向けのおすすめ書籍
「ゼロからわかる! フリーランス、
自営業のためのお金の超基本」
「フリーランスを代表して
申告と節税について教わってきました。」
クラウド会計ソフトを活用する。
そして、日々の経理・会計の作業から
確定申告まで大きく効率化できるのが
クラウド会計ソフトになります。
クラウド会計ソフトだけはフリーランスで
仕事をするなら、必ず利用しておくべきです。
クラウド会計ソフトで現在シェアが大きく、
代表的なのが以下の2つ。
どちらを使っても全く問題ないのです。
それぞれの特徴については、下の記事で
詳しく説明しているので読んでみて下さい。
クラウド会計ソフトは、
代表的なものを使うのがベストな選択です。
理由は利用者が多く、サポートも充実していて、
ちょっとした調べたいことが合った場合には、
検索するとすぐに解決するからです。
また、サービスが終了するリスクも低いですね。
クラウド請求書作成ソフトを
活用する。
また、仕事を受注するときには必ず作成する
見積書・納品書・請求書を作成し管理でき、
クラウド会計ソフトにも連動できてしまう
「請求書作成ソフト」を活用しましょう。
Adobe IllusttatorやExcel等の使い慣れた
ソフトで自作している人も多いですが、
クラウド請求書作成ソフトの利用だけで
本当に楽になります。
検索も簡単ですし、複製も簡単。
何よりもクラウド会計ソフト連動すると、
会計ソフトへの売上入力等もいらないです。
請求書等を作る時間を時給換算しましょう。
クラウド請求ソフトにお金をかけた方が、
実質コストが少なくなるはずです。
代表的なクラウド請求書ソフトは以下の3つ。
まず、freee会計には、
請求書作成機能が付属しています。
また、会計ソフトにMFクラウドを使うなら、
MFクラウド請求書が使いやすいです。
Misocaは、弥生のクラウド確定申告ソフトを
販売している弥生株式会社のソフトです。
クラウド会計では主流ではないのですが、
中小企業等のパソコンインストール型の
会計ソフトとしてシェアの高い弥生会計を
利用していた人は使いやすいかもしれません。
請求書作成ソフトのポイントは下の記事に
まとめているので参考にしてみて下さい。
クレジットカードを作っておく。
そして、クラウド会計ソフトを
より効率的に活用するためには、
「クレジッカード」が不可欠です。
クラウド会計ソフトは、クレジットカードと
利用履歴を連携できるようになっているため、
消耗品や交通費、本、Adobe CCのソフトの
サブスクリプションに当たるサービス等を
クレジットカード払いにしておくことにより、
会計ソフトへの入力の手間を省けます。
自分がよく使うポイントが貯まるカードを
利用するとポイントも貯まりやすく一石二鳥。
例えば、楽天カード等がおすすめですが、
下の記事も参考にしてみて下さい。
専用の銀行を作っておく。
また売上が入金されたり、経費の支払いを
行うための専用の口座を作っておくことで、
これもクラウド会計ソフトに連動ができて、
経理がかなり楽になってきます。
ポイントは、事業専用の口座にすること。
プライベートの口座と一緒にしてしまうと、
クラウド会計と連動させた際プライベート
取り除く作業が発生して手間がかかります。
銀行口座については、下の記事を参考に。
フリーランスは業務作業を
徹底的に効率化しよう。
この記事でこれまで紹介してきたやり方を
全て行うと、日々の経理がほぼ自動化します。
業務を1人で行うフリーランスデザイナーは、
デザイン作業に使う時間を多く確保するため、
事務作業は徹底的に効率化しましょう。
当然クラウド会計ソフト等の利用は経費になり、
事務作業のために人を雇うことを考えると、
コストもリスクも少なく済ますことが可能。
なお、確定申告には1年分の会計処理をする
必要があるので、まとめるのは大変です。
今から全ての事務作業を会計ソフトに
連動させておくことで、確定申告時に
慌てる必要がほとんどなくなりますね。
因みに、feee会計もMoney Forwardも
無料登録することで、機能制限はありますが、
使用感を試すことができます。
少し触ってみて、自分に合うと思った方を
利用すれば良いでしょう。
なお、デザイナーの独立・起業関連の記事は、
以下にまとめています。