イラスト・アート制作で用いられる画材の種類まとめ

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こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。

今回は、イラストやアートで用いられる
画材をまとめた記事になります。

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イラスト・アートの画材の種類

イラストと一言に言っても様々な表現があり
制作で使われる画材も数多くあります。

そのため画材の詳しい特徴を知らなかったり
名前も知らない画材があったりすることも。

そこで、アナログイラスト・アートの
画材の種類を一通りまとめました。

絵の具系の画材、鉛筆系の画材、
ペン系の画材、クレヨン系の画材などと、
アナログイラスト・アートには魅力的な
画材等が数多くあって面白いですよね。

プロのイラストレーターやアーティストも
よく使う画材を全てご紹介していきます。

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イラスト・アートの画材の種類まとめ

「イラスト・アートの画材の種類一覧」

 系統  画材名
 ① 絵の具系の画材  水彩絵の具
 アクリル絵の具 (アクリルガッシュ)
 透明アクリル絵の具
 ポスターカラー
 油絵の具
 岩絵具
 カラーインク
 ② 鉛筆系の画材  鉛筆
 色鉛筆
 水彩色鉛筆
 ③ ペン系の画材  ペン
 マーカー (コピック等)
 Gペン・丸ペン
 ④ クレヨン系の画材  クレヨン
 パステル
 コンテ (カーボンチョーク)
 ⑤ その他の画材  木炭
 墨
 版画
 エアブラシ

① 絵の具系の画材の種類

「絵の具系の画材」

  • 水彩絵の具
  • アクリル絵の具 (アクリルガッシュ)

  • 透明アクリル絵の具
  • ポスターカラー

  • 油絵の具
  • 岩絵具

  • カラーインク

水彩絵の具

水溶性の顔料を、
多めの水で溶いて使う絵の具。

 画材名  水彩絵の具
 特徴 ・美しいグラデーションとにじみが魅力
・学校の授業等でも定番の画材
・一度塗ったとことは色を戻せないのが難点
・水彩用の画用紙でないと色が上手く出ない。
 おすすめの人 ・淡い感じの作品を描きたい人
 その他 ・イラストレーター、漫画家、風景画家等
 よく使っている。

「ホルベイン 透明水彩絵具 24色セット」

「ホルベイン 水彩画用スケッチブック」

アクリル絵の具 (アクリルガッシュ)

アクリル絵の具は、最初は水溶性で
乾くと耐水性になるのが特徴の絵の具。

 画材名  アクリル絵の具 (アクリルガッシュ)
 特徴 油絵のようなしっかりとした色を
 重ねることができる画材
・不透明という特性があり下に何色を塗っても
 きちんと色を塗れば上書き可能。
・均一に色を塗ったり、カラーを塗った後
 白で明るい部分を表現したりしやすい。
・画用紙の他に木目、金属、壁等にも
 塗ることができる。
・つるつる紙より質感のある画用紙の方が得意
 おすすめの人 ・しっかりと作品を色付けしたい人
 その他  

「ターナー色彩 アクリルガッシュ 24色セット」

「キョクトウ 画用紙 特厚口 4ツ切り」

透明アクリル絵の具

透明アクリル絵の具はアクリルガッシュと違い
「多少透明性がある」という特徴の絵の具。

 画材名  透明アクリル絵の具
 特徴 下にある色を活かした塗り重ねができる画材
・均一に色を塗るよりは、リアル絵や
 グラデーションを活かした表現に向いている。
・画用紙の他に木目、金属、壁等にも
 塗ることができる。
・つるつる紙より質感のある画用紙の方が得意
 おすすめの人 ・しっかりと作品を色付けして
 下にある色を活かしたい人
 その他  

「ターナー色彩 アクリル絵具
 ゴールデンアクリリックス 24色セット」

ポスターカラー

ポスターカラーは、乾いても
水溶性であり続けるのが特徴の絵の具。

 画材名  ポスターカラー
 特徴 ・水彩画とアクリル絵の具の中間という感じ
・色を均一に塗ることもできるし、
 美しいグラデーションを作るのも得意。
・色の上書きが出ない。
・絵にうっかり水をこぼすと溶けてしまう。
・摩擦にも弱い。
色を均一にムラなく塗るのが難しい画材で
 難易度が高い。
・ジブリの背景画に使われる絵の具として有名
・画用紙よりもつるつしたケント紙向き
 おすすめの人 ・水彩画とアクリル絵の具の中間の
 画材を使いたい人
 その他 ・この絵の具が扱えると他の絵の具も上手く
 扱えるようになると言われている。

「ターナー色彩 ポスターカラー 18色」

「コクヨ ケント紙 A4 100枚」

油絵の具

油絵の具は主に顔料とそれを支持体に
定着させる油 (乾性油) 等を練り合わせ
作られた絵具。

 画材名  油絵の具
 特徴 ・油による独特の艶と透明感、筆跡(タッチ)や
 盛り上げ等の可塑性、緩やかな固化速度等が
 特徴の画材。
・奥行きのあるこってりしたグラデーションや
 色の重なり等の油絵ならではの表現が可能。
・油絵の具の中には取扱注意のものもある。
 おすすめの人 ・油による独特の艶と透明感を作品に
 活かしたい人
 その他  

「ホルべイン 油絵具 24色」

「1日で描くリアル油絵の基本」

岩絵具

岩絵具は、主に鉱石を砕いて作られた
粒子状の日本画絵具。

 画材名  岩絵具
 特徴 ・粒子は砂のように粗く、艶のないマットな
 質感が特徴の画材。
・膠液 (にかわえき) を加えて使う。
・乾いたらまた重ねるという工程を繰り返す
 ことによって深みのある色調が表現できる。
 おすすめの人 ・日本画に挑戦したい人
 その他  

「日本画用絵具 鳳凰 桃山 48色セット」

「日本画 表現と技法」

カラーインク

カラーインクは、鮮やかな発色や
滲みが特徴の染料系液体絵具。

 画材名  カラーインク
 特徴 ・とても綺麗な色が出るので、コピックや
 水彩絵具と合わせながら、漫画のカラー絵等に
 よく利用される。
・色褪せが早く、保存がきかない。
・水に薄めて筆で着色する。
・エアブラシに使用されることもある。
 おすすめの人 ・鮮やかな発色やにじみを作品に活かしたい人
 その他  

「ドクターマーチン ラジアント」

② 鉛筆系の画材の種類

「鉛筆系の画材」

  • 鉛筆
  • 色鉛筆

  • 水彩色鉛筆

鉛筆

超基本の画材「鉛筆」ですが、
その表現の幅は広いです。

 画材名  鉛筆
 特徴 ・デッサンの必須道具。
・「ユニ」「ステッドラー」の
 2つのブランドが超定番。
・デッサンには4H〜8Bまでの鉛筆を使い、
 消す時は練り消しゴム、紙は画用紙を使用。
 おすすめの人 ・超基本の画材で作品を描きたい人
 その他 ・「ユニ」はしっかりと濃い黒が出しやすい。
 また「ステッドラー」は美しいグレーが
 出せるのが特徴。

「ステッドラー 鉛筆 ルモグラフ 製図用」

「ヌーベルイレーザー (ネリ消しゴム)」

「マルマン スケッチブック A3」

色鉛筆

手軽に使える色鉛筆は使い方次第で
リアルなものやファンシーなものまで描けます。

 画材名  色鉛筆
 特徴 ・とても扱いやすい画材。
・密に描けば油絵にも引けを取らない
 奥行きのある表現が可能。
・つるつるした紙には上手く色がのらない。
 おすすめの人 ・鉛筆でリアルなものを表現したい人
 その他  

「ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆」

「マルマン スケッチブック A4」

水彩色鉛筆

水彩色鉛筆は、見た目は色鉛筆ですが、
顔料が水に溶けるのが特徴の画材。

 画材名  水彩色鉛筆
 特徴 ・色鉛筆のように描いた後、水につけた筆で
 ぼかすことができる。
・水彩画より手軽でシャープに描くことが可能
・色鉛筆と水彩画のハイブリッド
・画用紙または水彩用画用紙に描くのが向く。
 おすすめの人 ・水彩画を手軽に挑戦したい人
 その他  

「三菱鉛筆 水彩色鉛筆 ユニウォーターカラー」

「スケッチブック ヴィフアール水彩紙 A4」

③ ペン系の画材の種類

「ペン系の画材」

  • ペン
  • マーカー (コピック等)

  • Gペン・丸ペン

ペン

ボールペン、マーカー等の普段メモに使う
文房具もアナログイラストの画材。

 画材名  ペン
 特徴 ・細かくくっきりとした線を描くことが可能。
・プロには製図用ペンのロットリング等が人気
 (インク充填式なので少し手間がかかる。)
 おすすめの人 ・細かい絵が好きな人
 その他 ・ユニボール等で緻密な絵を描く
 アーティストもいる。

「ロットリング イソグラフIPL 0.1mm」

「三菱鉛筆 ユニボール 0.38mm」

マーカー (コピック等)

コピック等に代表されるマーカーは、
主に漫画イラストに使われる画材。

 画材名  マーカー (コピック等)
 特徴 ・比較的サイズの小さなキャンバス向き。
・画用紙、なめらかな紙等と幅広い紙に
 描くことができるが、マーカー用紙に描くと
 ちょうどいい滲みと発色を活かすことが可能。
・色を重ねすぎると濁ってしまうので、
 かなりカラーを買い揃えておくことが必要。
・シャープな線も、滲みを活かした
 グラデーションも綺麗に表現できる。
 おすすめの人 ・漫画イラストを描きたい人
 その他  

「コピック スケッチ ベーシック36色セット」

「コピック ペーパーセレクション 特選上質紙」

Gペン・丸ペン

Gペン・丸ペンは主に漫画の
アナログ手法に用いられる画材。

 画材名  Gペン・丸ペン
 特徴 ・万年筆に似た金属のペン先。
・墨やインクを染み込ませて使う。
・シャープかつ強弱のある美しい線が引けて、
 緻密なイラストにもぴったり。
・柔らかい紙だと表面を削り目詰まりするので
 漫画用の原稿用紙やケント紙が良い。
 おすすめの人 ・漫画風ののイラストを描きたい人
 その他  

「ゼブラ 漫画用ペン先 Gペン」

「タチカワ フリーペン軸」

「デリーター 原稿用紙 ケント紙」

④ クレヨン系の画材の種類

「クレヨン系の画材」

  • クレヨン
  • パステル

  • コンテ (カーボンチョーク)

クレヨン

クレヨンは柔らかく手軽に彩色できることから
幼児教育にも使われている画材。

 画材名  クレヨン
 特徴 ・アート面ではその撥水性を活かして
 水彩絵の具と併用したりすることが多い。
・どんな紙、壁、ガラス面にでも描ける。
 おすすめの人 ・水彩絵の具にアレンジを加えたい人
 その他  

「サクラクレパス 16色 ゴムバンド付き」

パステル

パステルはふんわりとした
イラストが得意な画材。

 画材名  パステル
 特徴 ・見た目はクレヨンのようですが、
 描いてみるともっと粉っぽい画材。
・指や布で粉をぼかしながら描く。
・画用紙 (できればパステル用) に描かないと
 きちんと色が乗らない、綺麗にぼかし難い。
 おすすめの人 ・淡く優しい色合いのイラストを描きたい人
 その他  

「ソフトパステル」

「パステル紙」

コンテ (カーボンチョーク)

コンテは天然顔料を粉末状にし、
棒状に固めるなどの加工をした描画材。

 画材名  コンテ (カーボンチョーク)
 特徴 ・鉛筆と木炭の中間程度の硬さ。
・デッサンやクロッキーによく使われる。
・コンテの色は黒、茶、白なので、
 中間色の紙に光りと影を意識して描くと
 その良さが発揮できる。
・レオナルド・ダ・ヴィンチ等の多くの画家が
 利用してきた歴史ある画材。
・生成り等の中間色のクロッキー帳に
 描くのが良い。
 おすすめの人 ・歴史ある画材を使いたい人
 その他  

「ダーウェント  ティンテッドチャコール」

「マルマン スケッチブック クロッキー」

⑤ その他の画材の種類

「その他の画材」

  • 木炭
  • 版画
  • エアブラシ

木炭

木炭はデッサン塾等でよく使われる画材。

 画材名  木炭
 特徴 ・とても柔らかく真っ黒な色がしっかり乗る。
・一度描くとほとんど消えず、鉛筆のような
 濃淡もない、コツがいるけれど面白い画材。
・消す際は普通食パンか練りゴムを使う。
・画用紙でないと色が乗らない。
・定着が低いので摩擦ですぐに色写りする。
・緻密な線は無理なので、大きいサイズの
 画用紙に描く。
・スケッチに使う人もいる。
 おすすめの人 ・少し変わった画材に挑戦したい人
 その他  

「画用木炭筆」

「木炭紙」

墨は東洋に古くからある画材。

 画材名  墨
 特徴 ・日本人には馴染みが深い画材。
・水の薄め方によって濃淡がつけられ、
 独特な美しい濃淡が表現できる。
・和紙か書道用紙に描く。
・Gペン等につけ漫画画材としても使われる。
・墨は高いものだととんでもない価格。
 おすすめの人 ・滲みを最大限生かした作品を描きたい人
 その他  

「墨運堂 墨汁 500ml」

「ナムラ デザイン筆 茶軸 イタチ面 中」

「墨運堂 和紙」

版画

版画は絵を描いて製版し (掘る、腐食させる等)
塗料を施し紙に転写させる技法。

 画材名  版画
 特徴 ・木版、金属版、石版、消しゴムはんこ等
 様々な種類がある。
・版を用い塗料を変え何度も転写できるのが、
 他のアナログ手法と大きく違う。
 おすすめの人 ・作品に奥行きを出したい人
 その他  

「義春刃物 高級 付鋼製 よしはる 彫刻刀」

エアブラシ

エアブラシは圧縮した空気を噴射し
絵の具やカラーインク等の液体を
吹き付けてイラストを描く画材。

 画材名  エアブラシ
 特徴 ・コンピューターがなかった頃の
 リアルイラストの技法として使われた。
・立体物を塗装することも可能で、
 プラモデル等にも使える。
・大掛かりな器具が必要。
・インクを吸ってしまう恐れがある。
  (マスクをしても防ぎきれない。)
 おすすめの人 ・イラストのデモンストレーションで
 見る人に迫力を与えたい人。
 その他  

「エアブラシ セット」

アナログ画材の補助剤

「アナログ画材の補助剤」

  • ジェッソ
  • メディウム

アナログ画材はその「質感」を
活かせることが大きな特徴。

絵の具に高さを出したりテクスチャを
加えられる画材もあります。

有名なものを少し紹介します。

ジェッソ

ジェッソはアクリル絵の具の下地に使うと、
発色が良くなったり滑らかな描き味になる
補助剤になります。

「リキテックス アクリル絵具 ジェッソ」

メディウム

メディウムはアクリル絵の具に
ツヤを与える補助剤になります。

絵の具に盛り上げたタッチを
加えたい時におすすめです。

「リキテックス アクリル絵具 ジェルメディウム」

アナログ画材に必須の道具

「アナログ画材に必須の道具」

  • マスキングテープ
  • ブラシクリーナー

  • 使い捨てパレット
  • フィクサチーフ

アナログ画材には便利な道具が沢山。
特に知っておくべきものを紹介します。

マスキングテープ

マスキングテープは、
アナログ画材の必須アイテムです。

ほとんどの技法で、
はみ出しを防ぐ時にこれを使います。

「マスキングテープ」

ブラシクリーナー

ブラシクリーナーは筆の手入れに使用。
油絵の具の筆は専用液で洗い落とさないと
痛んで使えなくなってしまいます。

「ターナー色彩 画用液 ブラシクリーナー」

使い捨てパレット

油絵やアクリル絵の具には、
使い捨てのペーパーパレットが便利です。

水彩絵の具のような水っぽい
絵の具にはあまり向きません。

「マルマン スケッチブック ペーパーパレット」

フィクサチーフ

鉛筆、木炭、コンテ画は定着性が低いため、
フィクサチーフを満遍なく吹きかけて
描いた絵を紙に定着させる必要があります。

これをやっていないと摩擦で擦れて
いってしまうので、注意をしましょう。

「画用液 ビッグスプレーフィキサチフ」

まとめ

以上がイラストやアートで用いられる
画材の種類のまとめ紹介でした。

なお、デジタルイラストの制作で必要な
道具や機材は次の記事にまとめています。

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