企業に採用されるポートフォリオの参考例「学生ポートフォリオを解説」

 

こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー（@elcielo_design）です。

 

今回は、ポートフォリオの参考例を
紹介した記事になります。

 

企業に採用されるポートフォリオ

この記事では、企業に採用された
学生ポートフォリオを参考に
ポートフォリをについて解説します。

 

次のような人は特に読んでみて下さい。

 

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採用されたポートフォリオを
参考にするメリット

採用されたポートフォリオを見ることで
自分のポートフォリオの仕上がりの
目標 (ゴール) を定めることができます。

 

企業が採用したポートフォリオには、
一定以上のクオリティと魅力があります。

 

なので、同じレベルのクオリティや
魅力になるまで、ポートフォリオを
ブラッシュアップすることができれば、
ポートフォリオで不採用にはなりません。

 

そこで、デザイナー別に企業に採用された
ポートフォリオを紹介していきます。

 

分野別採用されたポートフォリオ

「分野別採用されたポートフォリオ」

 

上記の順に紹介していくので、
自分の目的に合ったポートフォリオを
参考にしてみて下さい。

 

なお、それぞれのデザイナーについては、
次の記事で紹介しています。

 

① グラフィックデザイナーの
ポートフォリオ

 

グラフィックデザイナーのポートフォリオは
ロゴをデザインしたり実際に印刷した作品を
撮影して掲載したりします。

 

作品の見せ方や自分をアピールする
センスはグラフィックデザインでは重要。

 

このポートフォリオでは、
余白(ホワイトスペース)を思い切り使う等、
レイアウトにメリハリを持たせることで、
見る人が退屈しないようにしていますね。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

② パッケージデザイナーの
ポートフォリオ

 

紙のポートフォリオ自体が
パッケージデザイナー腕の見せ所なので、
素材や作り方に拘ったポートフォリオを
作ることが重要です。

 

目立たせたい作品は、
蛇腹折りにして大きく見せたり、
バインダー綴じにして作品ごとに
綴じる冊子を分けたりしています。

 

持参する企業によって、内容を抜き差し
順番を変えられるような工夫が可能。

 

このポートフォリオでは、
紙の良さをふんだんに使い作品を紹介。

 

パッケージデザイナーは
紙を使ったデザインがとても多くて、
企画段階から仕事することもあるので、
どのようにしてポートフォリオで作品を
表現するかは大切なポイントになります。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

③ Webデザイナーのポートフォリオ

 

Webデザイナーのポートフォリオは、
撮影したWebサイトの画像と
QRコードやURLを載せるのがおすすめ。

 

UIデザインを載せる場合は、
誰もが見るだけで理解できるように
見る側のUXを配慮すると好印象です。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

④ UI/UXデザイナーのポートフォリオ

 

UI/UXデザイナーのポートフォリオは、
自分で作ったサービスを
ポートフォリオで紹介するのが一般的。

 

また、文字量が多く説明的な
ポートフォリオになりがちですが、
このポートフォリオは読み手を考慮して
読みやすくデザインされています。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑤ 3DCGデザイナーのポートフォリオ

 

作品数を絞ってクオリティの
高い作品のみを載せています。

 

3D作品を様々な角度で見せることで、
技術力の高さを見せ、作品数の少なさを
カバーしています。

 

制作過程を分かりやすく載せて、
プロセスを詳しく説明することで、
どのタイミングで何のツールを
使っているのかが分かりますね。

 

3DCGデザイナーは平面を立体化する
能力が求められるので、
水彩画を最後に掲載しています。

 

デッサンがある場合も
載せておくとさらに良いでしょう。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑥ ゲームプランナーのポートフォリオ

 

ゲームプランナーには、
ポートフォリオは通常必要ありませんが、
あえてポートフォリオを作り企画力を示し、
大手ゲーム会社の内定を受けています。

 

ゲームプランナーは、
ゲームの企画立案から完成まで、
幅広い業務に携わる職種です。

 

具体的企画を作成するのが主な仕事なので
どんな面白い企画を作ったのかを重点的に
ポートフォリオで解説。

 

この職業を目指すクリエイテブ系の学生は、
企画力をしっかり身につけた上で、
デザインスキルを発揮しポートフォリオを
作成するのが良いでしょう。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑦ キャラクターデザイナーの
ポートフォリオ

 

このポートフォリオでは、キャラクターの
イラストをただ並べるだけでなくて、
キャラクターコンセプトから考えています。

 

オリジナルのロゴを考えたり、
レイアウトも飽きないように
カテゴリーごとに変化をつけていますね。

 

幅広い年齢や体格、性別のキャラクターが
描けることをアピールするページもあり。

 

後半は自主制作ページを載せて、
自分の好きなテイストを見せることで、
イラストの描き分けができることが
分かる内容となっています。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑧ コンセプトアーティストの
ポートフォリオ

 

様々な題材 (背景・キャラクター・リアル・
デフォルメ・現代・ファンタジー等) を
載せることで、描ける幅をアピール。

 

他アイデアを素早く
ビジュアル化することが求められるのが
コンセプトアーティストというものなので、
チームでの制作物を載せて他人のイメージを
形にする能力をアピールしています。

 

写真や実物を参考にした模写やクロッキーの
ページも載せて画力も見せています。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑨ プロダクトデザイナーの
ポートフォリオ

 

プロダクトデザイナーの
ポートフォリオは、実際の製品を
ビジュアルで見せるのが効果的です。

 

基本的に面接官がポートフォリオを
見る時間は限られているものなので、
文字を読まなくてもビジュアルだけで
伝わるように1ページあたりの作品を
絞っています。

 

プロダクトデザインの制作過程も載せ、
手描きのスケッチを載せることで、
スケッチのスキルもアピールしています。

 

自分の強みをアピールしつつ、
読みやすさを考えることは、
ポートフォリオには重要ですね。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑩ カーデザイナーのポートフォリオ

 

プロダクトデザインの
カーデザイナーのポートフォリオです。

 

一目見ただけでカーデザインを
やりたい気持ちが伝わってきます。

 

自動車業界は特にスケッチが重要。
アイデア展開の幅の広さや
スケッチ描写力をアピールするため、
アイデアスケッチに多くのページを
割いているのが分かります。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

⑪ 建築デザイナーのポートフォリオ

 

建築意匠設計のポートフォリオです。

 

建築デザインと呼ばれるものは、
大体この意匠設計のことです。

 

意匠設計は決められた敷地で
要望を満たすものができるか、
予算に合うか見定めるための基本設計を
意匠設計 (建築デザイナー) が担当します。

 

平面と断面、パースをセットで
並べていくことで、実際に歩く時の
体験をイメージしやすいです。

 

限られた時間でクライアントに自分の
設計意図やコンセプトを伝える力は、
組織設計事務所に就職したい人には
必須なスキルですね。

 

設計事務所に就職を考えている人には、
とても参考になるポートフォリオ。

 

  このポートフォリオの詳細

 

  使用デザインソフト

 

参考ページ

 

ポートフォリオの参考例まとめ

ここまで企業に採用された
ポートフォリオを解説してきましたが、
ポートフォリオは提出先の企業によって
内容や仕様等が大きく変わってくるのが
分かったかと思います。

 

参考のポートフォリオを見て、
自分のポートフォリオの仕上がりの
目的を定めることができたなら幸いです。

 

もしも、この記事で自分のなりたいような
デザイナーのポートフォリオがなければ、
他ポートフォリオも参考にしてみて下さい。

 

ポートフォリオの参考例を見るところが
分からなければ、別記事で参考が見れる
サイトを紹介しています。

 

「この記事のまとめ」