こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回はWebデザイナーのタイプの
お話を少ししたいと思います。
この記事の目次
Webデザイナーのタイプ?
Webデザインを学んでいる人 (初心者) で
「あれも勉強しないといけない、、
これも勉強しないといけない、、」と
焦ってる人の姿を見ることがあります。
ですが、実はWebデザイナーと言っても、
その人の働き方や会社の仕事等によって
Webデザインの内容も様々になります。
「デザインだけしてコードを触らない人」
「デザインとプログラミング両方扱う人」
「LPのデザインだけを専門に制作する人」
Webデザイナーと一括りにされますが、
このようにWebデザインにタイプが存在。
そして、色々なことができる人だけが、
決して良いデザイナーと言う訳ではなく、
専門性のある人が活躍できてしまう所が
それぞれ探してみるとあるものなんです。
自分自身が、Webデザイナーの
どのタイプに向いているか分かれば、
デザイン学習も進みやすく捗るはず。
いくつかのタイプをこれから順番に
紹介するので参考にして見て下さい。
Webデザイナーのタイプは4つ
大まかに分けると以下の4つに
タイプ分けできると思います。
- オールラウンドのWebデザイナー
-
デザイン特化のWebデザイナー
- LP特化のWebデザイナー
-
インハウスWebデザイナー
① オールラウンドのWebデザイナー
デザイン、コーディング、CMS実装、
JavaScriptでアニメーション等まで
満遍なく行うWebデザイナーのこと。
働く場所や会社によっては、
Webデザインの分野が分業になっておらず、
コーディング以外デザイナーが行うことも。
タイプ | オールラウンド |
メリット | ・Webサイト構築が大体1人でできてしまう。 ・デザイン、コーデングどちらか一方だけの 仕事も受けることができる。 ・幅広い知識があるためディレクターや プログラマー等とやりとりや会話がしやすい。 ・フリーランスとしても仕事ができる。 |
デメリット | ・学ぶ必要なスキルが多いので、全て満遍なく できるようになるのに時間がかかる。 ・特化Webデザイナーより弱い部分もある。 |
その他 | ・中途半端に学習すると、代わりのきく Webデザイナーになってしまうので注意。 |
② デザイン特化のWebデザイナー
コードやプログラミングを行わず、
デザインのみを行うWebデザイナー。
デザイナーとコーダー・エンジニアの
仕事を分業にしている会社・企業等は、
Webデザイナーはデザインだけをします。
タイプ | デザイン特化 |
メリット | ・デザインでの指名依頼・仕事が取りやすい。 ・会社で重要なデザインを任されるのも多い。 ・実績ができると個人のブランドができる。 |
デメリット | ・拘りが強い傾向があり、 完成に時間がかかることがある。 ・デザインに理解がない人との仕事になると、 不満を持ったり仕事がうまく進まない場合も。 |
その他 | ・会社によってはWebデザイナーでありながら (グラフィック) デザイン全般に行う人も多い。 ・The デザイナーって感じ。 |
③ LP特化のWebデザイナー
LP (ランディングページ) を
メインに制作するWebデザイナー。
LPは、商品やサービスの購入やその登録に
ユーザーに興味関心を持ってもらえるような
構成・ビジュアル的なデザインや広告等を
制作する内容のもの・仕事になってきます。
タイプ | LP特化 |
メリット | ・画像やイラストを多用するので、 グラフィックデザインに強い。 ・LP1ページで30万以上の単価のものもあり、 スキルを身につければ稼げる。 ・成果が目に見て分かりやすい。 |
デメリット | ・どちらかというとビジュアル寄りなので、 コーデイングのスキルはそこまで身につかない。 ・一般的なWebのトレンドや手法について 情報や知識が手につきにくくなる。 ・会社によっては長時間労働。 |
その他 | ・高単価で仕事が取れるフリーランスも可能。 |
④ インハウスのWebデザイナー
自社で取り扱う商品・サービスの
デザインを手がけるWebデザイナー。
受注案件・依頼等は全然ないので、
自社の商品やサービスのブランドを
作り上げていく役割を果たす立場。
タイプ | インハウス |
メリット | ・自分がよく使うもの・サービス、 好きなブランドの場合は、やりがいがある。 (そのものやサービスの魅力を伝えやすい。) ・他社等からの依頼よりデザインに拘ったり、 制作時間を長めに取れる。 |
デメリット | ・Webの更新や管理業務が主な仕事になり、 スキルアップの機会が他のより少ない? (デザインのルーチンワークになる可能性あり) ・デザインの仕事の幅が限られる。 |
その他 |
最後に
Webデザイナーのタイプということで、
今回は4つのタイプを紹介しました。
紹介したようにWebデザイナーでも、
仕事や会社によって本当に様々です。
理想のWebデザイナーを目指し勉強し
憧れのデザインの仕事をしている人、
会社に入ってから仕事でデザインが
必要になってスキルが身についた人も。
ぼくの場合もまた違っていて、
大学でグラフィックをメインで学んで
アパレル店員を経てデザイナーですね。
近年は、よりWebデザイナーに必要で
求められているスキルが多種多様化し
学ぶべきこともとても多くなりますが、
自分がWebデザインの何がしたいのか、
不得意・不向きなのは一体何なのかを
焦らず理解して学ぶのが一番大切です。
自分の強みを見つけて見てください。
なお、Webデザイナーについて具体的に
知りたい方は次の記事も合わせてどうぞ。