こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
この記事は、フリーランスデザイナーの
上手くいく独立・独立の手引書となります。
この記事の目次
デザイナーの独立・起業の手引き
フリーランスのデザイナーとして
独立をしようと考えているんだけど、
仕事はどのように受注したら良いのか。
会計とか事務作業は難しいのだろうか。
簡単にフリーになるのは難しいのかな。
この記事では、そんなフリーランスの
デザイナー等として今後やっていくための、
個人で独立・起業する方法をステップ順に
具体的に分かりやすく解説をしていきます。
また、ただ独立・起業するだけではなく、
個人で仕事を受注して稼ぐことができる
デザイナーになることを目的にしています。
このステップは、ぼく自身がフリーランスの
デザイナーとして地方都市で独立した際に、
試行錯誤しながら実践したことを整理して
独立・起業手引きとしてまとめたものです。
そして、手引き記事としてまとめるにあたり
当時は知識不足であって知らなかったけど、
実践しておいたら良かったこと等も補足して
少しでも取り入れるように心掛けています。
是非参考にしつつ、自分なりにアレンジし、
個人で稼げるデザイナー (クリエイター) を
これから目指していってみて下さい。
参考「筆者のゆっきーについて」
※このページでは見出しとして手順と概要を
「① 〜 ⑩」のステップ別に書いています。
それぞれの手順における具体的な内容は、
該当する記事へのリンクをクリックして、
読んで頂ければ分かるようになっています。
① デザイナーとしての
専門分野を決める。
フリーランスのデザイナーとして
個人で稼ぐための始めのポイントしては、
よほど名前が売れていない場合は除いて、
「なんでも屋」にならないことが大切。
「なんでも屋」は会社として経営している
デザイン制作会社・広告代理店に任せて、
専門分野のプロフェッショナルを目指そう。
〇〇のデザインの仕事なら、この人へと
覚えてもらえるような状態になるべきです。
そのための方法を下記事でまとめています。
自分のデザイン専門分野を作るために
是非、参考にしてみましょう。
② Webサイト・ブログを
立ち上げる。
フリーランスとして個人で仕事をする場合、
営業活動・打ち合わせ・デザインの制作・
会計の事務処理等を、全て自分一人で
行っていく必要があります。
そのためにはできる限り少ない時間・労力で
仕事を受注して必要な量の仕事をこなせる
仕事環境を作っていく必要があるでしょう。
ステップ①で、自分の専門分野を決めた後は、
集客を効率的に行うためのWebサイトや
ブログ等を作ることをおすすめします。
ポイントは、綺麗なデザインを並べたような
ポートフォリサイト (制作実績ページ) でなく
強みと専門性を伝える集客用Webサイトです。
ぼくが実践し実際上手くいったWebサイトの
コンテンツの作り方を書いた記事で説明。
まだまだ、特に地方ではライバルの少ない
手法になるので、是非実践してみて下さい。
③ 情報発信して集客を始める。
ステップ②の手順で「強みと専門性を伝える
集客用のWebサイト」を作成した後は、
顧客が知りたい情報・自分の専門性を整理し
情報の発信を行っていきましょう。
ぼくの経験上、本気で制作発注を考えている
クライアントはWebサイトをしっかり読んで、
お問い合わせ (DM) を頂くことがとても多くて
デザイナーとして自分自身がやりたい仕事や
仕事相手が連絡をくれることが多くなります。
下の記事で必要な情報発信内容と
コンテンツを参考にしてみて下さい。
④ まずは稼ぐことが始めは大切。
案件紹介エージェントを利用して
売上基盤を作る。
ステップ③までは、始めにすべきこととして
「専門分野を作って、情報発信を始める。」
ことをお伝えしました。
しかし、当然ですが、始めてすぐに
仕事が増える訳では決してありません。
むしろ、半年〜1年かけながらも根気よく
徐々に増やしていかなければなりません。
逆に言うと、半年〜1年かけ根気よく徐々に
進めることであり、早めに始めることで、
更に早く仕事獲得が期待できるからこそ
最初にやっておかなければダメなのです。
さて、とはいえ独立したいならば、
売上を上げなければ生活が厳しくなります。
そこでフリーランスのデザイナーとして
独立初期の売上を確保していくためにも、
クリエイター向け案件紹介エージェントを
活用していくことを是非おすすめします。
エージェントでは、Webから無料登録すると、
スキルの応じて案件紹介をしてもらえます。
長期案件も多いので独立したての時期の
お金の不安を解消することができます。
無料登録し利用できる、おすすめの案件紹介
エージェントは下記事で紹介しているので、
参考にしてみて下さい。
これまでのステップで紹介した
Webサイトの構築と並行して行うことで、
軌道に乗せやすいので是非早めの行動を。
⑤ 並行して掲載可能な
デザインの仕事実績を作る。
ステップ④の案件紹介エージェントを利用し、
お金を稼ぎながら、自分の集客サイト用の
デザインの仕事実績を作っていきましょう。
なお、エージェントでの紹介案件は個人での
実績としては公開できない場合が多いので、
Webサイト掲載用のデザインの仕事実績は、
基本的に自力で作っていく必要があります。
具体的な方法は、下記事で解説しているので
できることから始めていきましょう。
⑥ 集客に貢献するWeb
ポートフォリオ (制作実績) を作る。
ステップ⑤で自分の集客用Webサイトで
公開できる「仕事実績」ができたらならば、
集客Web内にポートフォリオ (制作実績) を
作っていきましょう。
ここでのポイントは、ただデザイン制作物の
画像とキャプションを入れるだけではなく、
集客に貢献するコンテンツとして作ること。
コンテンツの作り方は、この記事で
解説しているので実践してみましょう。
⑦ お問い合わせに繋がる
「掲載可能なお客様の声」を集める。
ステップ⑥の集客に貢献する
Webポートフォリオ (制作実績) と共に
作り上げたいのが「お客様の声」です。
「お客様の声」を魅力的にコンテンツとして
作り上げることで「お問い合わせ (DM) 」に
繋げていくことができるようになります。
具体的には、ぼくは独自のツールを利用して
お客様の声を頂き、分かりやすく編集した上
コンテンツとして集客サイトに載せています。
方法は、下の記事に書いているので実践を。
⑧ 見積もり・請求・会計・確定申告等
事務作業を効率化する。
ステップ②の項目でも少し書きましたが、
一人前のフリーランスデザイナーとして
個人でデザインの仕事をしていくには、
全ての業務を自分で行う必要があります。
集客用サイトでは営業を効率化しましたが、
ここでは実はかなり労力のかかるであろう
見積もり・請求・会計・確定申告等の
事務作業を効率化するための「経営環境」
構築について解説していこうと思います。
早い時期に始めないと1〜3月の確定申告の
時期に大変なことになりますので、
フリーランスとして独立したならば、
すぐに環境を整えることおすすめします。
下の記事を読んで実践をしましょう。
年末の確定申告に慌てないようにするため
早めに取り組むことがベストですね。
(早ければ早いほど楽になりますよ。)
⑨ メディア・媒体への掲載を目指す。
ある程度デザイン制作実績ができたならば、
メディア・媒体への掲載を目指しましょう。
クライアント (お客さん) への説得力が増し
仕事の単価を上げる理由にもなります。
下の記事で具体的に「メディア・媒体」に
掲載してもらうチャンスを得るための方法を
書いているので参考にしてみて下さい。
⑩ その先の戦略を始めから持ち、
安定して楽しく稼ごう。
フリーランスのデザイナーとしての
目的地をしっかりと考えて戦略的に
自分の事業を作り進めていきましょう。
フリーランスのデザイナーとして
個人でデザインの制作を続けていくのか、
いずれは会社として事業の拡大するのか、
はたまたデザインスキルを活かしながら、
別の分野の事業も展開をしていくのか。
始めに目的地を設定しておくことによって、
自分が身に付けるべきスキルや長期視点で
行うべき今の活動等が見えてくるでしょう。
事業を進めていく中で変更も可能ですが、
できる限り「その先」の戦略を持ちつつ、
行動すると「自分にとっての成功」を
掴むことがきっとできるはずですね。
下の記事では、長期的に成功するために
予め考えておくべきことを書いています。
是非、目を通して頂き
参考にしてもらえれば嬉しい限りです。
以上、個人で独立・起業する方法の
10つのステップでした。
なお、デザイナーの独立・起業関連の記事は、
以下にまとめています。