こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、デザイナーが使うパソコンの
選び方についての記事になります。
この記事の目次
デザイナーが使うパソコンの選択方法
このページでは、デザイナーが使う
パソコンの選び方について書いています。
特にこれからデザインを始める初心者は
デザインをするのにどんなパソコンが、
良いのか迷うこともあると思うので、
少しでも記事が参考になればと思います。
もちろん、既にデザインの仕事をする人で
これから独立のために機材を揃えていく
必要がある人にも参考になるはずです。
デザイナーが使うパソコンの条件
デザイナーが使うパソコンに必要な
条件は次の通りです。
- デザインソフトが十分に動作するスペック
-
デザインが原寸表示できる大きなディスプレイ
- 色再現が綺麗で高解像度なディスプレイ
① デザインソフトが
十分に動作するスペック
デザインソフトには様々な機能が
搭載されており、快適に動作させるために
高いスペックのパソコンが望ましいです。
なお、デザイナーやイラストレーター、
フォトグラファー等にとっては必須の
Adobe Creative Cloud (Adobe CC) の
「必要システム構成」は、公式サイトで
最新の情報を確認するのが確実になります。
Adobe Creative Cloud の必要システム構成
Adobe Creative Cloudは、
年々、バージョンアップすることもあって
「必要システム構成の要件を満たすこと」
「パソコンは5年以上は使用をすること」
と考えると、予算に応じより高スペックを
満たすものを手に入れておくと安心です。
② デザインが原寸表示できる
大きなディスプレイ
デザインするにあたり画面上で原寸で
表示できるメリットは大きいです。
なぜなら、大きさが変わることで、
デザインも変わってくるからです。
可能であればA3サイズが原寸表示できる
27inchディスプレイだと良いでしょう。
③ 色再現が綺麗で高解像度な
ディスプレイ
デザインにとって色は重要です。
プリンターや最終の印刷と色合わせしやすい
ディスプレイがあると安心かつ効率的です。
デザインソフトは定期にバージョンアップし
機能が強化されることも考慮に入れつつ、
購入時にはできるだけ最新のスペックの
パソコンを選択することをおすすめします。
因みに、大画面を実現するには外付け
ディスプレイを採用する方法もあります。
なので、スペックさえ満たしているのなら、
ノート型のパソコンを採用しても良いです。
また、色再現は本当に厳密に考慮をすると
かなりのコストがかかります。
そのため、ここでは最低限のスペックが
あるものだけを紹介するようにしています。
MacかWindowsの
どちらが良いのか。
デザイナーはApple社のMacを使用している
イメージが強く、実際にも使用者は多いです。
ただ、デザインをするのに「MacかWindows
どちらが良いの?」と尋ねられれば、
回答は「どちらでも良いですよ」となります。
デザイナーにMacを使う人が多い理由
デザイナーにMacを使う人が多い理由は、
印刷等のデザイン業界ではMacを使った
仕事環境が整えられたからです。
難しいことは書きませんが、
以前はデザインに使う書体や印刷データの
作成にはMacしか対応がされていなくて、
Windowsは使うことができませんでした。
しかし現在では、「書体」も「データ」も
Windowsでも完全に対応がされており、
業界標準のAdobeのソフトを使用できれば、
どちらを使っても問題はありません。
とはいえ、デザイン業界 (特にグラフィック
デザイン分野) ではMacをずっと使ってきた
というような歴史的な流れもあることから、
技術的に問題ないのですが、現在もMacが
メインで使われていることが多いのが現状。
結局どちらを選べば良いのか。
では、結局どちらを選べば良いかといえば、
Macをおすすめします。
デザイン業界で使っている人が多い方が、
データ受け渡し時のトラブルも減りますし、
先輩デザイナーに質問する時もスムーズ。
また、デザインのことだけでなく、
ファイル管理やパソコンのトラブル等でも
解決するのが早くなることでしょう。
デザイナーのパソコンの選び方
では、具体的にどうやって
パソコンを選択すれば良いかというと、
次の2つを考え検討すれば良いでしょう。
- 働き方・働く場所で選ぶ。
-
仕事内容で選ぶ。
① 働き方・働く場所で選ぶ。
まず、重要なのは働き方・働く場所です。
つまり、どこでパソコンを使うかが重要。
具体的には、次のようになるでしょう。
⑴ 持ち歩く働き方をするなら、
ノート型パソコン
デザインスクールと自宅間で持ち歩いたり、
独立しても自宅だけでなくコワーキング
スペースやカフェで仕事をする場合には、
スペックの高いノートパソコンが良いです。
⑵ 働く場所が決まっているなら、
デスクトップパソコン
自宅やオフィスのみで使用するならば、
デスクトップパソコンが良いでしょう。
本来デイスプレイの大きさやスペックを
考えるとデスクトップパソコンの方が
コストパフォーマンスが高くなります。
同じ金額で購入ができるスペックは、
デスクトップの方が高くなります。
iMacは、ディスプレイも一体型なので、
初心者が購入するにはおすすめですね。
ノートパソコンの場合は画面が小さいため
取り扱うデザインの仕事内容によっては、
最終的に外付けディスプレイも検討する
必要があることを考慮に入れましょう。
② 仕事内容で選ぶ。
デザイン業務の中で、画像合成や写真編集、
動画編集を行う場合は、より高スペックの
パソコンを検討する必要があります。
その他のグラフィック・Webデザインなら
ラインナップの中でも上位機種を選べば、
特に問題ないはずだと思います。
自分がどのような仕事をするのかを、
よく考えた上で購入を検討しましょう。
スペックはチェックしておく。
最低限必要なスペックだけは、
しっかりチェックしておきましょう。
具体的には、次のようなものです。
- 業界標準のAdobe社のデザインソフトに
対応したバージョンのOS -
メインメモリは最低8GB (ギガバイト)、
できれば16GB (ギガバイト)
⑴ 業界標準のAdobe社の
デザインソフトに対応した
バージョンのOS
デザイナーにとって必須ソフトに対応した
バージョンであるか必ず確認しましょう。
OSもソフトも随時アップデートしています。
購入時の状況を確認する必要があります。
Adobe Creative Cloud の必要システム構成
⑵ メインメモリは
最低8GB (ギガバイト)、
できれば16GB (ギガバイト)
待ち時間なく快適にデザイン作業を
行う上で、メインメモリは大切です。
ここだけはケチらず、条件を満たすものを
購入することをおすすめします。
デザイナーのパソコンの購入方法
このページでおすすめしているMacですが、
一体どこで購入すれば良いのでしょうか。
そこでMacの購入方法を3つご紹介します。
- Apple Store
-
家電量販店
- Amazon・楽天
① Apple Store
まずは、Apple Store。
Apple社の公式オンラインストアです。
そしてApple Storeで購入する
メリットは次の通りになります。
- 購入時にスペックをカスタマイズできる。
-
全国どこからでも購入することができる。
- 認定整備済製品が購入できる。
Apple社ホームページ
⑴ 購入時にスペックを
カスタマイズできる。
1番のメリットとなってくるのは、
通常ラインナップからメモリを増設したり、
ハードディスクの容量を増やしたり等、
必要に応じてカスタマイズできることです。
コストを考慮しながら、自分に最適である
スペックで購入することができます。
⑵ 全国どこからでも
購入することができる。
地方になればなる程、Macを購入できる
電気屋さんは少なくなっていきます。
なので、全国どこにいても
最新の機種が買えるのは
Apple Storeのメリットの1つです。
⑶ 認定整備済製品が購入できる。
実はApple Storeには「認定整備済製品」
というものがあります。
車で言えば「新古車」のようなものです。
不具合等があったMacをApple社が、
整備し直して販売しているものになります。
カスタマイズはできない商品なのですが、
新品よりは安いのでお得に購入ができます。
認定整備済製品が購入できるページ
② 家電量販店
全国にあるMacを取り扱っている
家電量販店でも購入することができます。
また、家電量販店にもお店によっては
オンラインストアはありますね。
家電量販店等のポイントが使える場合は、
選択肢に入れておいても良いでしょう。
③ Amazon・楽天
Amazonや楽天等でも取り扱っています。
金額的にお得に購入できる時もあるので、
スペック等をしっかりと考慮した上で、
検討してみるのもありかもしれません。
ノートパソコンを利用する場合は、
作業効率化のため大きなディスプレイを
検討してみるのも良いでしょう。
今の自分の状況に合わせて
最適なパソコンを選ぼう。
このページでは、
デザイナーが使うパソコンの選び方と
購入方法のことについて書きました。
現時点では多少高くても、買い替えまで
性能が良い高スペック商品を選びことで、
最終的にコストパフォーマンスの面で
かなり良くなっていくことでしょう。
とはいえ、これからデザインの勉強するなら、
予算がオーバーしているものを無理してまで
購入する必要は全くありません。
状況に応じ最大のコストパフォーマンスが
得られるものを選ぶようにしましょう。
また、デザイン業界の標準のAdobe社の
ソフトをお得に購入をする方法について
書いてある記事を次に紹介しておきます。
(参考になれば幸いです。)
なお、デザインツール・道具関連の記事は、
以下にまとめています。