こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、デザイナーが揃えておきたい
デザインツールについての記事になります。
デザイナーが持っておくべき
デザインツール・道具
このページでは、デザイナーとして
デザインの仕事・制作する上において
最低限持っておきたいツール・道具を
一通りまとめています。
フリーランス・独立する人は必須ですし、
これからデザイナーという職を目指す人は、
デザインの仕事・制作の上で必要なものを
把握して順次揃えてもらえればと思います。
デザイナーのデザインツール・
道具の大まかな項目
「デザインツール・道具まとめ」
- パソコン
-
デザインソフト
- フォント・書体
-
各種見本帳
- デザイン素材 (イラスト・写真)
① パソコン
現在のデザイン業務ではパソコンは必須。
自分のデザイン分野・領域に合っている
スペックのパソコンを準備しましょう。
パソコンの選び方を書いている、
次の記事も参考にしてみて下さい。
② デザインソフト
グラフィックデザイン・Webデザイン等、
様々なデザイン作業に対応できるような
デザインソフトは必須になります。
デザイン業界標準である「Adobe CC」
(IllustratorやPhotoshop等) を入手して、
デザインを形にする道具としての操作の
スキルをしっかり磨いていきましょう。
お得に入手する方法は、
次の記事を参考にしてみて下さいね。
学生等でお金がなく、購入できない場合は
無料で使えるデザインソフトもあります。
また、UIデザインツールならこちら。
③ フォント・書体
グラフィックであってもWebであっても、
フォント・書体がデザインに与える影響は、
大きなものになってきます。
仕事としてのデザインは、
フリーフォントだけでは対応が難しいので、
順次必要なフォントを揃えていきましょう。
特に次に挙げるものは持っておきたいです。
- MORISAWA PASSPORT (和文フォント)
-
フォントワークス LETS (和文フォント)
- Monotype LETS (欧文フォント)
MORISAWA PASSPORT
(和文フォント)
MORISAWA PASSPORTは、
モリサワの全フォントや国内外のメーカーの
フォントを、PC1台につき1年間利用できる
ライセンス製品です。
まずは、このフォントを購入しておけば、
間違いありません。
デザイン業界で知らない人はない、
使っていない人はないほど
有名なフォントパッケージの1つです。
印刷用フォント・Webフォント共に
年間定額制で、新作フォントも含めて
自由にダウンロードして利用できます。
ただ、個人・法人向けの
MORISAWA PASSPORTは、
一番安いプランで年額¥26,400、
スタンダードプランで年額¥64,240で
少々高いです。
デザイナー初心者は、無料のフリープランで
使用感を試すのがおすすめ。
Morisawa Fonts (モリサワフォント)
フォントワークス LETS
(和文フォント)
フォントワークス LETSは、
複数メーカーの高品位でバラエティ豊かな
フォントが全て使用できる年間定額制の
フォントサービスです。
こちらも有名なフォトパッケージであり、
コミックのタイトルやテレビのテロップ等、
多く使われている印象があります。
もちろん、グラッフィク・Webデザインでも
利用頻度の高い書体があります。
価格は、年額¥49,500です。
こちらも高いので、余裕があれば
持っておきましょう。
フォントワークス LETS
Monotype LETS
(欧文フォント)
Monotype LETSは、130年の歴史を誇る
Monotype株式会社の豊富なフォント
ライブラリーからセレクトされた、
約10,000書体の欧文/多言語フォントを
利用できる年間定額制フォントサービス。
Helvetica®、Frutiger®、Optima®等の
世界的に有名かつ高品位な欧文フォントや、
豊富な多言語フォントを使えます。
和文書体だけでなく、綺麗な欧文書体も
デザインのクオリティをあげてくれますね。
購入方法は海外のフォント購入サイトから、
買うのが一般的なんですが、近年において
フォントワークスから「Monotype」という
パッケージ商品ができ購入しやくなりました。
定番書体は揃っているので、必要十分ですね。
Monotype LETS
④ 各種見本帳
自分のデザインイメージを作る時や
クライアントにイメージを伝える時には、
各種見本帳があるとかなり便利です。
色についてはプリンターで印刷をした
最終の色味を完全に再現することは難しく、
紙の質感も伝わり難いものです。
プレゼンや提案ツールとしても使えるので、
必要に応じて揃えておきましょう。
- 書体見本
-
色見本
- 用紙見本
書体見本
書体見本については、主要なフォントを
まとめた書籍が幾つか販売されているので、
一冊持っておくと重宝できます。
ここでは、ぼくが利用している
おすすめの書籍を紹介しておきますね。
書体見本のおすすめ書籍
「実例付きフォント字典」
「定番フォント ガイドブック」
その他、書体・フォントに関連する
おすすめ書籍は下記事を参考にして下さい。
(上記の2冊の他に欧文書体の書籍についても
まとめています。)
色見本
色見本は一般的な印刷色のカラーチャートと
特色と呼ばれる特殊インキのカラーチップを
持っておくと便利です。
それぞれ代表的なものをご紹介しておきます。
まず「DIC セルリング型カラーチャート」で
一般的な色を把握できるようになりましょう。
「DIC セルリング型カラーチャート」
「DIC カラーガイド」
用紙見本
用紙見本を入手する方法は沢山ありますが、
ぼくが良いと思うものを紹介しておきます。
- 竹尾見本帳のサイトから購入する。
-
ネット印刷通販グラフィックで入手する。
⑴ 竹尾見本帳のサイトから購入する。
竹尾見本帳は、多分、デザイナー界隈で
最も有名な「用紙販売店」です。
Webストアもあり、そこから用紙見本を
購入することができます。
種類別の小冊子ごと購入と一括購入可能。
一括購入は発売されるとすぐ品切れになり、
以前はなかなか購入できませんでしたが、
今は品切れの小冊子は抜きでの
一括購入もできるようになったみたいです。
下記の見本帳の販売ページで
詳細をチェックしてみて下さい。
竹尾のミニサンプル
⑵ ネット印刷通販グラフィックで入手
どのネット印刷通販でも紙見本を
請求することはできますが、
印刷通販のグラフィックの用紙見本は
驚くほど圧倒的ボリュームになります。
グラフィックの会員登録だけすることで、
初回のみ紙見本を無料で請求できるので、
是非、入手しておくべきだと思います。
簡単な仕事だけならこの1冊で十分対応可能。
印刷通販のグラフィック
その他のネットプリントや印刷通販は、
下の記事でまとめています。
⑤ デザイン素材 (イラスト・写真)
デザインの仕事・制作をしていると、
イラストや写真といった素材が
必要になる場合が多くあると思います。
しかし、イラストレータに依頼をしたり、
新規に写真を撮影する予算がないことも
制作の中であると思います。
また、フリーイラスト・写真素材では、
対応が難しいことの方が多いのが現状。
そんな時に、役立ってくるが
有料のストック素材サービになります。
単品で素材を購入することも可能ですが、
年間契約しておくと契約コースによりますが
幾らでもダウンロードし利用でき便利です。
契約しておくと助かる場合も多いでしょう。
程よい価格帯のサービスを紹介しておくので
参考にしてみて下さい。
-
Adobe Stock (アドビ ストック)
- Shutterstock (シャッターストック)
-
PIXTA (ピクスタ)
ストックフォトサービスについては
次の記事にも詳しくまとめています。
また素材にお金をかけれない場合には、
クオリティの高い無料素材もあるので
こちらの2つの記事を見てみて下さい。
必要な道具は順次揃えよう。
このページでは、デザイナーとして
最低限持っておきたいツール・道具を
一通りまとめてみました。
これからデザインを学ぶ人は、
進捗に応じて少しずつ手に入れて下さい。
また、既にデザイナーで活躍している人で、
独立を検討している人は仕事に必須です。
これまでは会社が用意してくれていた
ツール・道具ですが、自分でこれから
取り揃えていくようにしましょう。
なお、デザインツール・道具関連の記事は、
以下にまとめています。