こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、デザイナーと関わりのある
職業を紹介していく記事になります。
この記事の目次
デザイナーと関わりのある職業を知る
「デザインを仕事にしたいんだけれど、
どんな職業の人と関わりがあるんだろうか
またどんな職種を知っておくべきだうか。」
そんな人のために記事では、商業デザイナー
(主にグラフィック・Webデザイナー)として
仕事をする上で関わりの深い知っておくべき
職業を紹介していきます。
関連する職業の役割を把握しておくことで、
デザイナーとしての自分の役割が明確になり
仕事をスムーズに進めることが可能です。
また、独立しフリーランスで仕事する場合は、
自分がその役割を兼任することが多くなり、
スキルが高ければ「強み」となります。
なお、様々な種類のデザイナーの仕事内容は
以下の記事で説明しているので参考に。
それでは、デザイナーと関わりのある
職業をそれぞれ順番にみていきましょう。
デザイナーと関わりのある職業
「デザイナーと関わりのある職業一覧」
職業 | デザインの上での関わり方 |
企業の経営者・個人事業主の オーナー |
デザインの依頼をする。 |
企業の広告・宣伝・広報担当者 | |
自社の営業職 | クライアントとの仲介をする。 |
プロデューサー・プランナー | |
アートディレクター | デザインの方向性やクオリティの チェック等をする。 |
フォトグラファー・ 商業カメラマン |
デザインに必要な素材を 制作・提供する。 |
イラストレーター | |
コピーライター | |
印刷会社の営業職 | 見積書の提示や納期の相談等をする。 |
印刷機のオペレター | 最終デザイン品質のチェックをする。 |
商業デザインの仕事では、非常に多くの
職業の人たちと関わりを持ちます。
また、これらの職業は
仕事の規模 (環境) や自分のスキルによって
デザイナー自身が兼任する場合もあります。
それを理解しておくとフリーランスとして
独立した場合もきっと役に立つでしょう。
① 企業の経営者・個人事業のオーナー
(クライアント)
デザイナーは経営者・オーナー等の
企業の意思決定者と直接お話をする
場合も数多くある職業になります。
特に独立しデザイナーをしている場合は、
必ずその機会はどこかしらであるでしょう。
仕事上では、間に人 (仲介者) が入らずに
最高意思決定者と直接やり取りが可能だと、
正確なコミュニケーションが取れるため、
できれば直接関わりたい相手でもあります。
また、営業等を間に挟みながら間接的には
絶対に関わる人たちになってくるので、
必ず頭の中に思い浮かべ仕事をしたい相手。
② 企業の広告・宣伝・広報担当者
(クライアント)
一定規模以上の企業になってくると、
企業トップと直接やり取りする機会は減り
担当者とコミュニケーションを取るのが、
多くなってきて一般的なことになります。
この場合に注意しておきたいことは、
最高意識決定者が実際には誰になるのか、
そしてどのタイミングで最終意思決定者に
確認をすのかを明確にしておくことです。
できるだけ最終意思決定者の人については
早い段階で把握し確認を取っておかないと、
最終確認で一からやり直しなどと大変な
どんでん返しを食うことになり兼ねません。
デザイナーが苦労する部分でもあるので、
以下の記事も是非参考にしてみて下さい。
③ 自社の営業職
制作会社や広告代理店、印刷会社等で
勤務して働いている場合については、
営業担当者を介しての仕事が多いです。
直接お客さん (クライアント) と
お話をするのは営業職になってくるため、
デザインする上でいかに知りたい情報を
ヒヤリングしてもらうのかが非常に鍵。
なので、日頃から仕事の進め方について、
コミュニケーションを取ることが重要です。
④ プロデューサー・プランナー
大きな仕事の案件になってくると、
営業が受注した仕事の企画・予算管理等を
プロデューサーやプランナー等と呼ばれる
職種が行なっていく場合だってあります。
デザイナーは指示に従い「デザイン」の
部分を担当することになります。
このようなクライアントと直接関わる職の
人とのコミュニケーションはとても大切。
⑤ アートディレクター
デザイナーが兼ねる場合も実際多いですが、
デザインの方向性やデザインのクオリティの
チェックを担っている「アートディレクター」
という職種がデザイン業界には存在します。
アートディレクターは、デザイナーや下記に
紹介する他のクリエイティブ関連職を束ねて
イメージを具体化させデザインを仕上げます。
デザイナーとしての実務経験が豊富であり、
関連職等にも精通した人がなるのが一般的。
⑥ フォトグラファー・商業カメラマン
デザインワークに必要な写真を撮影する職。
商品等のモノだったり、モデルの人だったり
風景だったりと得意分野を持つ場合が多い。
アートディレクターやデザイナーらが、
必要に応じて作風や得意分野を考慮しつつ
この職種の専門の人に発注依頼を行います。
⑦ イラストレーター
デザインに使用するイラストを描く職業。
人物イラストのカット等はもちろんのこと
図解イラスト等を描く場合もありますね。
イラストも得意なデザイナーの方は、
場合によって自分で描くこともありますが、
求められるテイストに応じて発注が一般的。
イラスト関係の仕事は下の記事で紹介。
⑧ コピーライター
キャッチコピーやボディコピー等の
「文字」を考える大切な職業であり、
広告コピーやテレビCMのコピー等、
人の印象に残る言葉を生み出します。
こちらも必要に応じて得意分野や実績を
考量しつつコピーライターに発注します。
小さな規模の仕事においてはデザイナーが
兼ねる場合が多い分野になってくるので、
しっかりコピーライティングの基本部分は
抑えておきたいところですね。
⑨ 印刷会社の営業職
グラフィックデザイナーの場合は、
最終アウトプットが印刷物が多いです。
使用する紙・インクや加工等も考慮して
見積もり (書) を提示し出してもらったり、
納期の相談をする相手とし関わることが
多い職業の1つになります。
⑩ 印刷機のオペレーター
実際に印刷機を動かす、インクの調整や
印刷位置の調整を行う職人的な職業です。
デザイナーは、印刷に立ち会って、
「色」を確認しながら最終デザイン品質を
チェックする際に関わる場合が多いです。
まとめ
デザイナーと関わりのある職業は、
今回紹介したものが決して全てではなく
本当多くの職業の方と関わりがあります。
より良いデザインを実現していくためにも
関連する職業の「役割」を把握しながら、
敬意を持ち仕事することで成功する確率が
きっと高くなっていくでしょう。
また、それによりデザイナーとしての
自分の役割も明確になるに違いないです。
更に、クリエイティブ関連職について
独立しフリーランスとして活躍する場合は、
兼任ができると強みになることが多いので
興味があれば他スキルも磨いてみましょう。
なお、デザイナーの
仕事内容と職種、働き方関連の記事は、
以下にまとめています。