こんにちは、デザイナー・ブロガーの
ゆっきー(@elcielo_design)です。
今回は、SEOで検索意図が重要な理由、
検索意図の調べ方や活用方法の記事です。
この記事の目次
SEOで検索意図が大事な理由
SEOでは検索意図が大事って聞くけど、
どのように役立ているのか。
SEOに役立つならば、検索意図の調べ方、
コンテンツ作りに活かすコツも知りたい。
そういった悩みを解決していきます。
この記事を書いているぼくは、
デザイナーでありつつブロガー歴は3年ほど。
コンテンツSEOも普段から学んでいます。
SEOにおいて、検索意図はとても重要なもの。
なぜなら、検索意図を汲み取ったような
SEOのライティングのスキルを身につければ、
ユーザーの心に刺さる記事を書けるからです。
その結果、ユーザーの満足度が上がって、
SEOで上位表示も狙うことが可能です。
更にセールスライティングと組み合わせると、
自然に商品・サービス販売もできて一石二鳥。
ぼくが、アフィリエイトで稼げている理由も、
検索意図をコンテンツ制作に活かしてるため。
そこで、この記事でそんな検索意図の需要性、
調べ方、コンテンツへの活用法を紹介します。
それでは、前置きはこの辺で、本題に。
※この記事は「ブログで広告収入を稼ぐための
手引き「具体的な仕組み・方法・手順」の
ステップ ⑺ に該当する記事となっています。
SEOにおける検索意図の大切さ
「きちんと押さえておきたい部分」
検索意図とは、
ユーザーが検索して得たいニーズのこと。
Webで集客したい人ならば、
全員知っておくべき超重要キーワードです。
検索意図がSEOに役立つ理由「本質」
その理由は、ユーザーに刺さる
コンテンツ作りができるからです。
検索意図を読み取ると、
相手の求めているニーズに先回りをして、
サービス提供することができるからです。
超スゴ腕の営業マンを想像してみて下さい。
きっと、お客さんの求めていることを理解し
期待に120%対応した提案をしますよね。
SEOでも同じであり、
「読者の求めること = 検索意図」です。
検索意図の理解は、サイト集客も、
ブログ収入を得ることも、アフィリエイトで
制約件数を上げることにも役立ちます。
Webで成果を出したいのならば、
100%身につけておきたい必須スキルです。
検索意図の理解はGoogle理念に通じる
検索意図に120%答えることは、
Googleの理念にも沿っています。
「Googleが掲げる10の事実」を
見てみましょう。
10.「すばらしい」では足りない。
たとえユーザーが自分の探すものを正確に
把握していなくても、ウェブで答えを探すこと
自体はユーザーの問題ではなくGoogleの問題です。Googleは、全世界のユーザーがまだ具体的に
イメージしていないニーズを予測し、新たな
スタンダードとなるサービスを作り出しています。
上記のように、ユーザーが自分でも
気づいていない、本質的なニーズに
答えることを大切にしています。
つまり、SEOでも検索意図に120%答えて、
ユーザーを満足させるコンテンツは、
Googleの求めるコンテンツでもあるのです。
検索意図には、顕在ニーズと
潜在ニーズの2種類がある。
検索意図には2つのタイプがあって、
次のものになります。
- 顕在ニーズ
-
潜在ニーズ
⑴ 顕在ニーズとは
顕在ニーズとは、
ユーザーが自分で把握しているニーズ。
実際に検索する際に入力する
キーワードから分かります。
⑵ 潜在ニーズとは
潜在ニーズとは、
ユーザーが自分でも把握していないニーズ。
実際に検索するキーワードに現れないので
分かり難いという特徴があります。
具体的には、顕在ニーズを満たした際に、
「ユーザーが次に知りたいこと」です。
例えば、「デザイナー 資格」という
検索ワードの場合は、
次のような検索意図が考えられますね。
「2つの検索意図」
- 顕在ニーズ : デザイナーに必要な資格や
その資格の取り方が知りたい。 -
潜在ニーズ : デザイナーになった後の
キャリアや年収、独立の方法を知りたい。
思考プロセスとしては、
「① 資格を取る前に何を知りたいか。
→ ② 資格を取った後に何を知りたいか。」
という感じになります。
つまり、「デザイナー 資格」という
キーワードだけを頼りにユーザーの心の中に
① 資格を取るまでに知りたいこと
② 資格を取った後に知りたくなること
両ニーズの発生を予測する必要があります。
検索意図を考えるコツとしては、
「ユーザーがその後に何を求めるのか。」
を常に考えることです。
両方を満たすコンテンツを作れれば、
ユーザーは満足し、SEOにも効きます。
ちなみに、デザイナーの資格については、
次の記事でまとめています。
検索意図を調べる3つの方法
「ユーザー視点が必要」
検索意図の重要性と、
2つのタイプについて説明してきました。
ここからは、検索意図の調べ方について
紹介していこうと思います。
調べ方を学んだら実際にやってみて下さい。
検索意図を調べるには、
以下のように3つの方法があります。
- キーワードの検索結果を調べる。
-
Q&Aサイトで質問を眺めてみる。
- 友達や家族等の会話から想像してみる。
それぞれ解説していきますね。
① キーワードの検索結果を調べる。
SEO上位の記事を読み込んでみましょう。
TOP10の記事を読みつつ、次のような
観点で検索意図を抜き出して下さい。
- 記事の想定読者は誰か。
-
想定読者が抱えている悩みは何か。
- 記事が解決している潜在ニーズは何か。
ちなみに、この記事の場合は、
冒頭で3つとも書いています。
「この記事の冒頭」
SEOでは検索意図が大事って聞くけど、
どのように役立ているのか。
SEOに役立つならば、検索意図の調べ方、
コンテンツ作りに活かすコツも知りたい。
- 記事の想定読者は誰か。
→「検索意図について知りたい人」 -
読者が抱えている顕在ニーズは何か。
→「検索意図はどのように役立つか知りたい」
→「検索意図を調べる方法を教えて欲しい」 - 読者が抱くであろう潜在ニーズは何か。
→「検索意図をコンテンツ作りに活かす
コツを知りたい」
上記のような感じです。
また、サジェストワードや関連ワードも、
検索意図を調べるのに役立ちます。
⑴ Googleサジェストワード
Googleサジェストワードは、
検索エンジンがユーザー (読者) に対して、
「あなたは、これを求めているのでは?」
と提案するキーワードのことです。
例えば「デザイナー 資格」のキーワードだと、
資格の必要性やおすすめ、求人などについて
サジェストしてくれています。
⑵ 関連ワード
関連ワードは検索結果のページ下部に
表示されるワード一覧。
例えば、「デザイナー 資格」のキーワーでは、
グラフィック・広告・インテリアデザインなど
具体的なデザイン名を合わせた資格についての
ワードが多く表示されました。
検索意図を調べたいキーワードと、
関連してよく検索されるものなので、
検索意図の分析に役立つでしょう。
② Q&Aサイトで質問を眺めてみる。
検索意図は、読者のリアルな悩みを
想像することも大事です。
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」
といったQ&Aサイトは、悩みの宝庫です。
検索すると、リアルな悩みが見つかるので
読者がどういう背景でググっているのかが、
イメージし易いと思います。
補足
検索窓の下は、広告が多いので注意が必要。
「広告」の文字があったらそこは避けましょう。
③ 友達や家族等の会話から
想像してみる。
この方法もぼくがたまに使う方法です。
道具など必要ないので、すぐできるもの。
友達や家族等の会話をイメージして、
検索意図を深掘りしていきます。
例えば、ぼくはデザイナーをしているので
よく友達からデザインを学びたいときに、
おすすめの学習方法を聞かれたりします。
会話としては次のイメージ。
友達:「久しぶりー。最近、転職を考えてて、
デザインの勉強をしようと思ってるんだけど
おすすめの学習方法とか、教えて!」
自分:「わ!久しぶりやね。もちろん!
因みに、どのデザイン分野で、
どのくらいの勉強時間取れる?」
友達:「うーんと、分野はWebデザインで
今の仕事もしながらだから、1日数時間かな。」
自分:「なるほど!それならスクールも難しいと思うから
本と動画を合わせて勉強するのが1番いいかも。
Webデザインの本だと最近は「1冊ですべて
身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」
とか人気があるよ。あとPhotoshopやIllustratorの
本だと・ ・・
おすすめの本や動画はこんな感じかな。
友達:「ほんと、ありがとう!あ、あとWebデザインの
勉強にソフトってやっぱり始めからいるかな?
(高いからどうしようと思って。
自分:「無料のデザインツールも色々とあるけど、
デザインを本格的にやるなら、Adobeの
Illustrator/Photoshopは必須だよ。
年間約75,000円だから1日200円位かな。
でも、アドビ認定のスクールから購入すれば
半額くらいで済むよー。
安く買えるスクールのリンク貼っておくね。
友達:「おっけ! めっちゃありがたい。また連絡するね。」
どうでしょうか?
これはおすすめのデザインの学習について
知りたい友達との会話の例でしたが、
おすすめのものやサービス、場所などを
聞かれたことはよく日常にあると思います。
実は、おすすめの本やデザインソフトを
アフィリエイト対応の商品にすれば、
アフィリエイトも成り立ってしまいます。
それでは、この会話から友達の検索意図を
まとめてみます。
- 顕在ニーズ : Webデザインでおすすめ学習方法
-
潜在ニーズ : Webデザインの勉強には始めから
デザインソフトは必要か。
(話している内に、思い出したこと)
上記のような感じです。
記事の構成も会話の中で完成していて、
後は肉付けをすれば記事が完成します。
しかも、おすすめのデザインソフトの
アフィリエイトリンクを入れておけば、
アフィリ記事としても使えるので一石二鳥。
以上が、友達との会話から、
検索意図を調べる方法でした。
ちなみに、Webデザイン関連の書籍や
アドビ認定スクールの記事はこちら。
検索意図からSEOに効果のある
コンテンツを作る方法
検索意図から記事を作る方法を説明します。
検索意図は、SEOライティングで
コンテンツ化することで、ようやく効果を
発揮してくるので最後まで詰めましょう。
「手順」
-
キーワードを選定する。
-
検索意図を調査する。
-
記事を書いて公開する。
① キーワードを選定する。
SEOライティングは、
キーワードありきで始まります。
キーワードを決めないで書くのは、
目的地のないフライトのようなものなので
先に決めてから記事を書いて下さい。
今まで何も考えずに書いてきた人は、
次の記事を読んで、キーワードの選び方を
きちんと身につけていきましょう。
キーワードのSEO検索順位は、
定期的にチェックをしないとダメです。
ちなみに、おすすめのSEO検索順位
チェックツールは「Rank Tracker」です。
このツールでかなり生産性が上がりました。
② 検索意図を調査する。
キーワードが決まったら、
検索意図を調べていきましょう。
検索意図の調べ方については、
この記事で紹介した以下の方法で調査。
- キーワードの検索結果を調べる。
-
Q&Aサイトで質問を眺めてみる。
- 友達や家族等の会話から想像してみる。
顕在ニーズと潜在ニーズの2つを
調べることを忘れないで下さい。
「友達や家族等の会話から想像してみる」の
会話形式で検索意図を考えた時は、
会話内容をそのまま記事に使えるのでお得。
③ 記事を書いて公開する。
検索意図を調べたら記事を執筆しましょう。
実は検索意図に1つずつ回答していくと、
そのまま記事の骨格ができます。
例えば、この記事の場合、
検索意図は以下の3つでした。
「この記事の検索意図」
- 「検索意図はどのように役立つか知りたい」
-
「検索意図を調べる方法を教えて欲しい」
- 「検索意図をコンテンツ作りに活かす
コツを知りたい」
上の検索意図に対し、各見出しを作ります。
「対応する見出し」
- 見出し1 : SEOにおける検索意図の大切さ
「きちんと押さえておきたい部分」 -
見出し2 : 検索意図を調べる3つの方法
「ユーザー視点が必要」 - 見出し3 : 検索意図からSEOに効く
コンテンツを作る方法
検索意図に1つずつ対応している、
各見出しの完成です。
あとは見出しに沿って本文をライティングし
画像や図を整えたら、検索意図を汲み取った
記事が完成ですね。
まとめ、SEOにおいて検索意図は
最重要なものである。
本記事の内容のまとめです。
- 検索意図がSEOに役立つ理由は、
ユーザーに刺さるコンテンツ作りに必要なため -
検索意図は顕在ニーズと潜在ニーズの2つ。
- 検索意図を調べる方法は、 SEO上位記事調査、
Q&Aサイト確認、友達や家族等の会話の3つ。 -
検索意図からコンテンツを作るには、
検索意図への回答を見出し化すること。
このような感じになります。
SEOは毎年アップデートされていて、
検索意図にきちんと答えられない記事は、
残念ながら検索順位を落としています。
Googleの理念にもあるように、
ユーザー自身も気づいていないような、
潜在ニーズを十分に満たしてあげられる
コンテンツ記事を作っていきましょう。
因みに検索意図に答えられるようになると、
サイト集客が成功して、商品・サービスを
得ることができるようになりますね。
始めは大変ですが、この記事を読み込み、
何度も挑戦してみましょう。